カテゴリ:3月の誕生花
春になると、つぼみが集まった花茎を伸ばして、輝くような黄色やオレンジの香りのよい4弁花が次々と咲きます。 3月30日の誕生花は、恋人たちの甘く香る花、ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)。 花の名は、アラセイトウ(別名ストック)に花が似ていて、独特の香りをもつことから名づけられました。 アラセイトウ(紫羅欄花)は、ポルトガル語のraxeta(羅紗に似た毛織物)で、毛でおおわれた葉の手触りが似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。
ニオイアラセイトウとアラセイトウは別の花ですが、ともに駆け落ちの合図に使われたとされ、同じ花言葉「愛の絆」がつけられています。 14世紀のスコットランドでお姫さまが恋人と駆け落ちするとき、つたいおりる縄梯子から誤って石畳の上に落ちてしまい、恋人を失った青年は吟遊詩人になって、さ迷い歩いたそうです。 花言葉「逆境にも変わらぬ誠」は、駆け落ちの合図に投げられた花を見つけると、お姫さまを思い出して帽子に刺したことからつけられています。 花言葉「逆境にも変わらない愛」は、城壁から愛し合う恋人たちが落ちたあとに咲いた花といわれることからきているのでしょう。 別名のウォールフラワーは英名で、ヨーロッパでは古い土壁の上でよく咲くことからwallflower(壁の花)とつけられたそうです。 アブラナ科エゾスズシロ属、耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南ヨーロッパ ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)の花言葉:愛の絆、逆境にも変わらない愛、逆境にも変わらぬ誠。 ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)の誕生花:3月30日、4月13日、5月6日 流通時期:ポット苗を秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.30 10:38:31
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