カテゴリ:5月の誕生花
春から晩春に、枝先に新葉とともに、淡紅色や淡紅紫色、淡黄緑色などの花弁を重ねた八重の花が幾輪も集まって、にぎやかに長く咲きます。 5月9日の誕生花は、豊満で美しい八重咲きの桜花、ヤエザクラ(八重桜)。 花の名は、八重咲きのサクラの総称で、サクラはたくさんの花が咲くことから複数を意味するラを加えたとされるサクラ(咲く等)から名づけられました。 ヤエザクラはサトザクラ(里桜)の八重咲きの品種で、サトザクラは野生のオオシマザクラを主に、ヤマザクラ、オオヤマザクラなどが交雑したものから作られた園芸品種です。
花言葉「しとやか」は、花弁が多く豪華なのに、丸くふんわりとして優雅で上品な花の姿につけられています。 花言葉「豊かな教養」は、幾重にも重なる花弁から、知識豊かな紫式部や清少納言の女房装束の十二単衣(じゅうにひとえ)を連想してつけられたのでしょう。 一重のサクラが散ったあと二週間ほど遅れて、公園のヤエザクラが咲き始め、ゴールデンウイークの頃までさまざまな花色や花形、花弁数の八重のサクラが咲きます。 植物園の淡い黄緑色がさわやかなウコンザクラ(鬱金桜)は四月下旬に満開になると、花弁の中央に紅色の線が現れます。 バラ科サクラ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、中国 ヤエザクラ(八重桜)の花言葉:しとやか、善良な教育、豊かな教養。 ヤエザクラ(八重桜)の誕生花:4月5日、5月9日 流通時期:苗木を秋~春に、鉢花を春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.09 10:31:39
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