カテゴリ:5月の誕生花
春から初夏に、先がとがった線形の葉をつけたシルバーグリーンの茎先に、細かな切れ込みのある赤や白、ピンクなどの八重の大きい花が咲きます。
5月10日の誕生花は、母に感謝を捧げる日の愛の花、カーネーション。 花の名は、英名のCarnationの音読みで、ギリシャ語のcorona(王冠)に由来し、花の形が王冠に似ていることから名づけられました。 また、品種改良される前の花が肉の色に似ていたことから、ラテン語のcaro(肉)に由来するという説などもあります。 母の日は1907年に、アメリカのアンナ・ジャービスが母の命日に教会で白いカーネーションを配ったのが始まりで、1914年に5月の第2日曜を「母に捧げる日」として祝日に制定されました。 花言葉「清らかな愛」は、カーネーション一般に対する花言葉で、母の日に用いられることからつけられています。 白いカーネーションは亡き母に贈る花とされ、花言葉「私の愛情は生きている」「生きた愛情」は、亡き母への変わらぬ愛情をあらわしています。 赤いカーネーションの花言葉「母への愛」は、日頃の感謝の気持ちを込めて、母の日に贈ることからきています。 古代ギリシャ時代に愛された一重咲きの小さな花は春から夏に咲く一季咲きでしたが、中国のセキチク(石竹)との交配によって、四季咲きの品種が作られました。 今ではフリルのように波打つ花びらが重なり合う八重咲きやバラ咲きの品種や大輪の品種も作られ、花色も豊富になり、小輪で房咲きのスプレーカーネーションも作出されました。 昔は母の日が近づくと、白いカーネーションと赤いカーネーションの鉢植えがお花屋さんに並んでいましたが、今では白い花を見かけなくなりました。 ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)、一・二年草または多年草(半耐寒性~耐寒性)、原産地:ヨーロッパ、西アジア 別名:オランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子) カーネーションの花言葉:清らかな愛、女性の愛。 カーネーションの誕生花:5月9日、5月10日、5月11日、5月12日、11月20日 カーネーション(赤)の花言葉:母への愛。 カーネーション(赤)の誕生花:5月10日、5月12日 カーネーション(濃赤)の花言葉:私の心に悲しみを、欲望。 カーネーション(濃赤)の誕生花:6月15日、6月20日 カーネーション(白)花言葉:私の愛情は生きている、生きた愛情。 カーネーション(白)の誕生花:5月9日 カーネーション(ピンク)の花言葉:熱愛の告白、美しい仕草、あなたを熱愛する、女性の愛、感動。 カーネーション(ピンク)の誕生花:1月11日、5月15日 青いカーネーション・ムーンダスト:永遠の幸福。 流通時期:ポット苗は早春に、鉢花は春、特に母の日の前に見かけます。 ヤマアジサイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.10 10:30:07
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