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2011/07/09
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カテゴリ:Life
先日は、久しぶりの記事にも関わらず、

温かいコメントや沢山のクリックをありがとうございました ^ー^


+ + + 




今日のブログの写真は、私が撮影したものではなく

地元石巻の本の工房 真羊舎という出版・Web制作会社を運営されている日下さん

が震災後の石巻の街の普段の様子を掲載しているHP『石巻百景』からお借りしました。




日下さんの「石巻百景」には震災後の厳しい風景も、



少しずつだけど前に進んでいる街の様子や地域の方の表情、



大きな自然災害の後でも、命ある四季の花々や綺麗な新緑、



そして穏やかな優しい石巻の風景、いろんな石巻の表情が掲載されています。



一人でも多くの方にニュースや新聞だけでは見ることのできない


石巻の様子を知っていただきたいとおもい、


今回、日下さんにお願いして私のブログに写真をお借りしました。




ここで紹介した他にも沢山の石巻の写真がありますので、


どうぞご覧になってみてください。 船『石巻百景』 



 【日下さんへ】

  快く写真掲載の許可をいただき、ありがとうございました。
  
  これからも色んな石巻を、

  石巻のみんなのために、

  石巻を離れているみんなのためも
 
  撮り続けてくださると、嬉しいです。

  





+ + + 




震災後に、地元石巻の家族、親戚、友達誰とも連絡が取れない中で


現在は宮城から離れて暮らす友人達と連絡を取り合っていました。


交通機関が新幹線も飛行機も停まり、在来線は流されてしまった。。。。






みんなで「地元である石巻から今、離れている私たちができること」を考えました。









地元に帰って、被害の大きい沿岸部を自分の目でみたときは


本当に言葉がでませんでした。



いつも遊んでいた高校時代の友人の実家の青い屋根は、


探しても見つけることはできませんでした。


石巻百景から門脇.jpg
                              
                          (『石巻百景』より)



ただただ広がる瓦礫、でもそれは瓦礫ではなくて

みんなが日々を暮らしていた生活そのものでした。

家や家電用品が重なり、車はぺちゃんこに押しつぶされている。




天気のいい日は気持ちのいい青空が広がり、


穏やかな地平線が広がっている石巻の景色をみていると、


ニュースで見ていた津波が同じ場所を襲ったとは思えませんでした。


石巻百景から.jpg
            
                          (『石巻百景』より)





震災後は、道路もすべて瓦礫だったので

いつも通っている道路ですら、今どこを走っているのか、どこにいるのかすら

分からなかったとみんな話していました。







でも不思議と昔から何度も通っている場所や


みんなでお茶を飲んだり、笑った親せきのお家は、


すぐに思い出せる。


心に刻まれているってこういうことなのかなって思いました。





変わり果てた故郷を見た友人たちと話したのは、

「地元から離れている私たちができるのは、家族を親戚を友達を

自分の大切な人達を笑顔にすること」でした。








そしてもう一つは、「被災地以外の場所に住むみなさんに被災地のことを知ってもらうこと。」



石巻百景から川沿い.jpg
                
                            (『石巻百景』より)








私のこのブログでは、ほんの少しの力にもならないかもしれないけど、

それでも読んでくれる人が一人でもいれば、現状や被災地の情報を知ってもらえる。



石巻を含め、東北の美味しいものや


石巻百景白謙.jpg


食事 石巻白謙蒲鉾店



石巻百景から笹かま.jpg

 食事 株式会社 高重商店

                              (『石巻百景』より)




綺麗な風景を紹介して富士山



食べてみたいなとか、旅行に行ってみたいなと思ってもらう




石巻百景から土手のお散歩.jpg

                               (『石巻百景』より)







そして、5月に石巻に帰るまでの2ヶ月、

心細かった私自身も沢山の方に支えていただきました。




震災直後は、夜も眠れずにニュースを見続けては泣いていた私を心配して

「自分が元気じゃなきゃ、石巻に戻った時に

家族や友達を元気にしてあげられないよ」と食事に誘いだしてくれたり、

桜が綺麗に咲いた4月には、満開の桜を見に、公園にお散歩に連れていってくれたり、

石巻に帰る5月には、「やっとみんなに会えるね」と空港まで車でお見送りしてくれました。



福岡・能古島でお手伝いさせていただいたチャリティーイベントでは、

東北から遠く離れた九州のみなさんが「東北のために」と

一生懸命アイディアをだし、祈り、行動してくれていました。







関東に住んでいる義両親、学生時代にお世話になった方、関西に住んでいる親戚のみんな、


「大丈夫?」と何度も温かい電話やメールで励ましてくれました。


私以上に「今、被災地では何が必要か」と考えてくれて


何度も何度も、私の両親宛てに支援物資を送り、温かい気持ちを届けてくれました。





そして、いつも隣で支えてくれた旦那さん。

東北での仕事があると、会社で社内募集があったときに

「東北のために」と真っ先に手を挙げてくれた気持ちがすごく有り難かったです。







私自身が、周りの皆さんに沢山の優しさに元気と笑顔をもらうことができました。





だんだんと、みなさんの元気をもらって笑顔になって、

その分石巻に帰ったら、石巻のみんなを笑顔にしたいと思っていました。




何も特別なことはできなかったけど、

一緒にいるだけだったけど、

笑顔をもらったのは、私の方でした^ー^






みんなが、自分の周りにいる大切な人を笑顔にする。

その気持ちが広がったら、みんながお互いを想い合って、笑顔になれるのかもしれません。






石巻百景から鳥.jpg

                             (『石巻百景』より)








「つなみ」を経験した子供たち80人が自分たちの言葉で、

3月11日のことを綴っています。


忘れないことの大切さ、伝えることの大切さ。


子供たちのたくさんの笑顔も載っています。


沢山の人に、笑顔が広がっていきますように。










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Last updated  2011/07/10 01:44:20 AM
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引っ越しました   mata さん
miccoさん、お久しぶりです☆
その後、いかがお過ごしですか?
すっかり秋らしくなりましたね。風が気持ちいいです。
さて、この度、ブログの引っ越しをしました。今までのブログには新しいブログのお知らせはしないため、ここでお知らせさせていただきますね。

そういえば、先日福岡経由で帰省しました。いつかお会いできたら嬉しいです^^
では、今後もよろしくお願いいたします^^

http://mmmakiii.blog.fc2.com/ (2011/09/24 09:07:27 PM)


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