あるのおはなし帳

【高校野球】2試合連続でクーリングタイム明けにアクシデント　聖光学院・小室が6回途中で緊急降板 - 記事詳細｜Infoseekニュース

■6回1死の場面でアクシデントが発生した第105回全国高校野球選手権が6日に開幕。第2試合で聖光学院（福島）の先発・小室朱生投手が緊急降板した。足が攣ったとみられる。小室は共栄学園（東東京）戦に先発し、5回まで無失点の好投。しかし、6点リードの6回1死、カウント2-2の場面でアクシデントが発生した。…

​クーリングタイム・・・これって、もしかして逆効果？​

2試合続けてクーリングタイム後に体調を崩して交代。
クーリングタイムというのは5回終了時の、10分間の休憩タイムのこと。
その間、スポットクーラーで身体を冷やしたり、ネッククーラーやアイスベストなどでクールダウン。
サーモグラフィーで温度もチェックできる。



これだけあれば！とも思う。
でも2試合続けてクーリングタイム後に、体調の変化が起きてしまった。
倒れ込んで担架で運ばれたり、足をつったり。
聖光学院の先発投手も途中降板となった。

やらないよりはマシと大会前は思ってた。
でも、初日で2試合続けての変調だ。
これは逆効果なのでは？
想像するに、表面温度だけ冷えた状態なんじゃないかな？
身体の中まで冷えたわけじゃないってこと。
急激に冷やした後に、また猛暑の中での試合再開。
身体が追いつかないのかもしれない。
医学的な知識がないので、有識者の意見も聞きたいところ。

ここまで書くと、クーリングタイムは悪いと思われてしまうかもしれない。
でも、監督や選手からは好評な意見もある。
身体も休めて冷やすこともできるし、戦術面での立て直しもできると。
温度の急変に追いつけない選手の身体だけが、悲鳴をあげてしまうのかもしれない。

何度も何度もこのブログで書いてきた。
夏の甲子園は「今まで通り」ではダメだと。
昔とは気温が違いすぎる。
大会時期を真夏から避けるのがベストな選択。
それができないならドーム付きの球場に変更する。
それも無理なら、昼間の暑い時間だけでも試合を行わないようにする。
12時から3時までの間に、試合を行わないだけでも効果はあると思うんだけどなぁ。

「なにか」が起きないと行動を起こさないのかな？
高校野球・プロ野球のレジェンドたちも問題視してるのに。
事が起きる前に、行動を起こして欲しい。






必死に練習して地区大会を勝ち抜いて、本番の甲子園で暑さにダウンで交代。
報われないよ。
担架で運ばれる姿を美談になんかにしちゃダメだ。
虐待に近いと思ってる、個人的にはだけど。
言いすぎかな？
でも、球児たちに最高の環境を用意してあげるのは大人の役目だ。

ここまでお付き合い、ありがとうございました
それでは次のおはなしで


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