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2011.09.22
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赤ちゃん目線で書かれた育児書。

とてもクールに語る赤ちゃんが面白くて、物語風に書かれていることもあって
一気に読めてしまう本。

育児書と言っても、初版が1960年なので、今と色々異なる部分もあるし
現在から見ると、「当時こんなこと言う人本当にいたの?」とびっくりするような件
もあったりするけど、それがまた時代を感じさせて面白い。

例えば、赤ちゃんが仰向けに寝かせてもうつ伏せになることに悩んだお母さんに
隣の奥さんが「扁桃腺が腫れているからうつ伏せになる。切った方がいい」とか。
今こんなこと言う人絶対にいないと思うけど。

赤ちゃんの病気に右往左往する親を冷静に観察し、育児書通りにいかないことを
嘆く親に対して「子どもの個性を認めて欲しい」と言う赤ちゃん。
子どもを何人も産み育てたなら育児書や今ならインターネットに頼らなくても
分かるだろうけど、初めての子どもだとどうしてもこれでいいのか?と不安に思う
ものなのです。と、お母さんの肩を少々持ちつつも、冷静な口調の赤ちゃんに苦笑。
娘もこんな風に思っているのかなぁ。

著者の子どもに対する温かい眼差しに、とても心が和みます。
いわさきちひろさんのイラストも素敵。

著者は"危険の起こらない条件を用意しておいて捨て育ちにするというのが
赤ちゃんをうまく育てるコツです"と言う。
放任しろということではなく、上手く育てようと熱心になりすぎて育児過剰に
ならないように気をつけるべきということ。
特に今はネットで世界中の情報が簡単に得られる時代。
情報過多で、不安になったり、ついあれもこれもと試したくなるもの。
いかん、いかん。

"子供を大きくしていくものは、子供をとりかこむ環境です。親もまた、この環境の
一部でしかありません。"という一文にとても考えさせられました。





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Last updated  2011.09.22 23:47:39
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