|
カテゴリ:好き好き!本・雑誌
これは先週初めに読み終わったもの。
相変わらずのスローペース。 対岸の彼女 角田光代 あらすじ 専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、 ハウスクリーニングの仕事を始めるが……。 結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、 なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。 多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。 第132回直木賞受賞作。解説・森絵都 (以上、出版社サイト) 非常に、細やかに女性の心情が描かれています。 自分の立場は小夜子に近いんだけど かつてあったような、小さい子どもを持つ主婦の、 細かい葛藤とか悩みとか・・・ すごく共感してしまった。 また、まったく違うように見える葵もまた、 かつて経験したことは結構ヘビーで、 表の態度からは想像できない闇というかトラウマというか、、、、 やはり抱えるものがあって。 生きるのってシンプルでいいはずなのに、 女性というだけで複雑になるものなんだろうか。 すべてに共感するわけではないのに、 どこか自分のかつて経験したような、 感じたようなことを主人公たちも感じていて 先が気になって仕方が無い、 そんな話でした。 以前、WOWOWでドラマ化されていて あまり真剣に見てなかったんだけど キャスティング見たらかなりはまってる感じがしました。 きちんと読んだ今、改めて見てみたい気がします。 巻末、森絵都さんの解説も興味深かった。 【中古】 対岸の彼女 / 角田 光代 [単行本]【あす楽対応】 【RCP】【送料無料】対岸の彼女/夏川結衣[DVD]【返品種別A】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.15 18:13:00
コメント(0) | コメントを書く
[好き好き!本・雑誌] カテゴリの最新記事
|