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テーマ:映画館で観た映画(8351)
カテゴリ:加瀬亮
先週の計画休暇の日に、
無理やり朝イチで行ってきました。 カンヌの報道のときに見て、結構取り上げてたから 見に行く予定ではなかったんだけど(ひねくれ者) 久々にスクリーンで加瀬亮見たくなって・・・ 海街diary (2015年「海街diary」製作委員会) 監督:是枝裕和 脚本:是枝裕和 原作:吉田秋生 あらすじ 湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、 家族の絆を描く。 鎌倉に暮らす長女・幸(綾瀬はるか)、次女・佳乃(長澤まさみ)、 三女・千佳(夏帆)の香田家3姉妹のもとに、 15年前に家を出ていった父の訃報が届く。 葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる 14歳の少女すず(広瀬すず)と対面。 父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、 葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、 すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。 その申し出を受けたすずは香田家の四女として、 鎌倉で新たな生活を始める。 いやーー、面白かったです。 そして美しかった。 カンヌでのインタビューで、美しい鎌倉、四季を見てほしい、 みたいなことを言っていたんだけど、 本当に美しかった。 景色も、暮らしも。 もちろん、四姉妹も。 綾瀬はるかは、コミカルだったり自由だったり、 な役のイメージがあったけど、 今回はしっかり者の長女で、ちょっと不器用。 個人的にちょっと苦手な長澤まさみも、いい感じでした。 やはり、スタイル抜群で、それをちゃんと生かした役柄は 良かったと思います。 それに、これまた久々に映画で見た夏帆も、 マイペースな三女にぴったりで、、、 なんせ、広瀬すずが超かわいかった。 ドラマを娘たちと見ていたけど、 それよりもうんとかわいかった。 結局、そういう個々の個性と魅力を、 十分に引き出せる監督なんですね、是枝監督は。 見たかった加瀬亮も、 思った通り出番は少ないけど 是枝組は何度か出ています。 ストーリーを邪魔することなく ふっと入ってきて、バックグラウンドもしっかり持っていて 安易に佳乃とくっつくわけでもなく、すごくいい感じだったし。 とにかく、配役がいいんですな。 特に、大人のみなさんが。 姉妹が通い、結局配置換えで幸が世話することになるホスピスに行き そこで亡くなってしまう食堂のおばちゃんの風吹ジュンに その彼氏?のリリー・フランキー、幸の不倫相手の医者に堤真一、 姉妹を置いて出ていった母親が大竹しのぶ、大叔母が樹木希林、 もう、挙げたらきりないんだけど、すごくいいんです。 それに、旺志郎!! まえだまえだの活動はもうどうなったのかわからないけど 最近是枝組に出るようになり、ほんとうまいなーって・・・ すずにほのかに思いをよせつつ、 サッカーチームのチームメイトとして、 クラスメイトとして、仲間としていつもいて、 すずの人知れず深い悩みにも寄り添おうとして、 すごくいい男なんです。 かわいいし、 こんな中学生の男の子、いいなーって。 そして、景色。 監督の作品は、全体に淡いトーンというイメージがあって 作品全体のイメージも私には淡いトーンなんだけど それが鎌倉の四季折々とものすごく合ってましたね。 家も、とても古い日本家屋で、 実際に住めば手入れも大変なんだろうと思うのに、 そこで丁寧に住んでいる、とうのが 本当に背筋を伸ばす思い・・・ ああやって、きちんと雑巾がけして、 衣類を季節ごとに入れ替えて、 そうやって生活してきたんだよな、本当は・・・ と反省したり感心したりしました。 梅酒のくだりもいいですよね。 うちも梅酒は漬けるし、実家も漬けるけど そうやっておばあちゃんの漬けたのまであって 最後は母親を許せなかった幸と母・都を和解させる梅酒。 最後の最後、抱えてるものを吐き出そうと 思い出の高台で叫ぶ幸とすず、には 本当に泣けました。 すずは、一番年齢が若いけど、 姉妹たちのもとを去り、新しい女性と暮らしていた父親、 の間にできた娘だから、血はつながっていてもとても複雑で いざお姉ちゃんたちのところにきて、表面では笑っていたものの 抱えてるものが大きかったと思います。 そして、幸と同じで内に秘めちゃって なかなか言えない。 心のうちを初めて叫ぶすずを、そっと抱きしめる幸、 本当にほろっとなりましたねー 自分たちを捨てた父や母が許せず、 自分が親代わりで妹たちを見てきた幸も、 自由奔放でいながら、うまく居場所を見つけてなかったのかな、 という佳乃も、 実は父親のことを覚えてなくて、すずよりも父の記憶がない 笑いながらもさみしい思いをしてる、そしてそれを感じさせない千佳。 みんなそれぞれにあって、 でもすずが来たことで、少しずついいほうに変化していく、 そんな姉妹を見守る、という感じで なんかよかったです。 明日は、紅実が友達と見に行く、と言っていたな・・・ 【送料無料選択可!】海街diary オリジナルサウンドトラック[CD] / サントラ (音楽: 菅野よう子) 【送料無料選択可!】写真集 「海街diary」[本/雑誌] / 瀧本幹也/著 【全品クリアカバー付き】 海街diary 全巻(1~6巻)セット /吉田秋生 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.20 13:31:25
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