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北海道の悪魔の日記 〜大切な人を亡くすということ〜

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2020.09.20
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カテゴリ:ブランド品
もっと可愛い物がいい
なんで見栄張って
これだから成り上がりは…

私はコートとかも内側にロゴが入る
脱がなきゃ
は?それCHANELなの?
みたいなのが好きだった

周りは新しいコートなど着てると
あーまた買ってるし
高そうなど言う

私は私が着ると安物や偽物に見られるので
どーして分かった?
見る目あるじゃんと言う

友達は言う
あんたが着てるから
あんたが変なの着るわけないから
理由はそれだけ

私の物を彼に身につけてみる
本物感が増す
高い物が似合う
本当になんでも似合う

私の売った時計は流石に女子アナ御用達とかで
一目でカルティエと分かる品だしまだまだ他にもある

でもこの田舎では目立たない
え?本物ってそんな小さいの?
てなる

そんなに小さいのにあんなに高いの?
てなる

でも全国のフリマの人は見抜く
うわーまじで?
安い
倍額でも売れるじゃん

購入者の最初のコメントは大抵
勝ちました


私の返信は
すげー笑笑
これだ

最初の挨拶がこれだよ


私はどんどん私じゃなくなって
本当に別人になって

嫌いだった成金丸出しの彼らは正しく
いつでも人生綺麗に終わらす準備ができていて

そもそも私にロレックスは似合わなかった
婆ちゃんと百貨店に行く
18だった

ロレックスに入店
試着して思わず苦笑い
店員さんは言い訳してたけど
祖母も空気を読んでまだ早いわね

とカルティエに私を連れて行く
その頃の私は
似合わないロレックスの後だからか
どのカルティエも小柄な私にすごく似合って
大柄な祖母はびっくりしてた

そして
たくさん買ってくれた

私達は別室に案内される
当たり前のチョコレート
あとは秘密だよ





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最終更新日  2020.09.20 09:04:33



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