【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

LuciaPoppファン の ホームページ

フリーページ

2004年01月18日
XML
村下孝蔵のうたも好きである。
声、詩、曲。
いずれもが素晴らしい。

ライコスの時期に既に書いたが、「うた」を作ってくれた、私よりも少し上の世代の、このかたの早世は惜しい。なお、先の日記の末尾で触れた、昨夏のテレビ東京の番組『そして音楽が始まる』は、過度の感傷に流れることのない構成で、とても好感がもてた(それから、上記日記では逝去から「はやくも3年」と書いたが、これは誤りであり、正しくは「4年」でありました。ここに訂正致します)。

さて、『林檎と檸檬』。当方のこのページにメモを下さったかたの、最近の日記で拝見して知ったものである。私が既に持っている別のCDに収められた曲もあったが、三日前の帰宅途上、CDショップで見つけ、迷わずに買った。

まず、ジャケット(CDでも、こう呼んでいいのかどうか知らないが)。『初恋~浅き夢みし』などの絵も作られた村上保さんの切り絵が、なんとも懐かしく、優しい(村上さんの絵は、私の中では、20年ほど前に『初恋』を買ったときから、村下孝蔵のうたと一体をなしている)。

収められた16の曲それぞれについて記すわけにもゆかない。それに、個々のうたのことを書いても、村下孝蔵という詩人の作品のことを、私が勝手に脚色して伝えてしまうことにもなりかねない。だから、この『林檎と檸檬』を聴きながら、ぼんやりと思ったことなどを。

どのうたでも、語られる言葉は、ごく自然だ。
口に出して言うのは、少々気恥ずかしいほどの、素直さ。
そうしたうたを、いくぶんかの照れを見せながら歌ってくれている。
その歌い方には、作ったような部分も、それから、妙な気負いもない。
村下孝蔵というかたの御人柄が、そのまま現れているのだろう。
いくつになっても少年のままの心を持ったスポーツマン。
このかたが、既にこの世にいない。
ほんとうに、惜しい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年03月12日 00時17分44秒
コメント(2) | コメントを書く
[ポピュラー音楽など] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

LuciaPoppファン

LuciaPoppファン

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

 とらのこども@ Re:『歴史の風 書物の帆』(07/20) ホント、共感します。 艶っぽい説明が、…
 とらのこども@ Re:『博士の愛した数式』(06/13) わが家でも好評でした。私も妻も子供たち…
 LuciaPoppファン@ Re:Bernarda Fink “Dvorak Lieder”(07/31) 以下は、nshさんから頂いた御説明です: …
 LuciaPoppファン@ 発注の基本方針...(涙) nshさん、こんばんは。 >入手早いです…

© Rakuten Group, Inc.