|
全て
| カテゴリ未分類
| 欧州
| 時事問題など
| クラシック音楽
| ポピュラー音楽など
| 勤務先での自分など
| うた
| 読んだ本のこと
| 雑感
| 太田裕美ちゃん
| Lucia Popp
カテゴリ:読んだ本のこと
表記は、いま、読んでいる本(の内の一冊)。
H. C. Robbins Landonによる研究書で、ハードカバーとしては、1988年に出版されたもの。ただし、小生は、遅ればせながら、1999年刊行のペーパーバック版で入手した。 ハイドンの作曲報酬(という言葉があるかどうか、知らないが)記録を援用しての、モーツァルトの生活費に関する推定など、「生活感」あふれるデータをも含む、モーツァルトの生涯に於ける最後の一年を記した著作。 読んでいると、映画『アマデウス』で、コンスタンツェが、サリエリに向かって言った、「お金は、彼(ヴォルフガング)の指の間を、すりぬけて行くのです」という言葉(と、さらに、そのシーンと)が、記憶の底から、浮かんでくる。 これは、おかしい。あるいは、より正確に言えば誤りだ、とは、わかっている。コンスタンツェが(ヴォルフガングに隠れて)サリエリに会ったという事実は無かった筈だから。 しかし、こう書くことにも、問題がある。 「事実は無かった筈だ」という記述の正しさに関する自信というか、証拠というべきものも、実は、自分は、持ち合わせてはいないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月07日 06時19分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[読んだ本のこと] カテゴリの最新記事
|
|