ガンバルコトヤメタ。。。

息子が子供の頃のお話です

私は　息子が洋服を　いくらドロドロにして帰って来ても

一度も叱ったりしませんでした

少し小さく生まれてしまって

小さい時は身体も弱かったのですが

それでも　少しずつ　丈夫に育っていってくれているのです

元気に遊んだ証拠なんですから　叱るなんて出来ません

帰ってきた息子を着替えさせながら

息子の　顔を高揚させながら語る武勇伝を

ニコニコしながら聞いていたものでした

雨が降り出すと　着ている洋服を脱ぎ捨てて

おパンツひとつで飛び出して行きます

見ていると　雨に打たれながら

頭をゴシゴシしたり　首のあたりをゴシゴシしたり

「 何してるの？ 」　って聞くと

「 シャワーよ♪ 」　って弾んだ声

ある時は　まだ舗装されてない広場に出来た水溜りに

友達と二人　座り込んで　お風呂ごっこをしていたようです

この時はお友達のおばあちゃんに見つかって

えらく叱られたらしいのですが

帰宅した息子は　相変わらず　嬉しそうに話してくれました

どろどろの足で家の中に上がってくると

床には息子の足跡が・・・

「 お掃除隊長してくれる？ 」　と私

「 え゛え゛～ ？」　と息子

「 ひとつだけ記念においとこうか？ 」　って言うと

「 うん！」 　って　またまた嬉しそうな元気な声

「 じゃあ　その他は綺麗に拭いてね　お掃除隊長　ヨロシク！ 」　って

雑巾を渡すと　喜んで掃除をしていました

掃除も遊びのうちなのです

「 すごい！　ピカピカに光ってるよ！ 」　と私

真剣なまなざしで床を掃除している息子

床が綺麗になってくると

全部ピカピカにしたくなるのでしょうか

結局ひとつも残さずふき取られてしまいます

少々汚れが残っていても　その場では　私は何も手直しをしません

遊んで　汚して　綺麗にした

それらが一連であることが大切だと思っていたからです

つい昨日のような気がするのに　もう20年も前のお話です　

そんな時もあったなぁ～　って　思い出しながら　

今日の掃除を終えました

しかし・・・早く500円玉貯金　貯まらないかな

ダイソンの掃除機　欲しいな・・・

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