いろいろ【まっち】んぐ

女優の大原麗子さんが亡くなりましたね。　タレント好感度ランクで14回も1位に輝いた女優さんで、私も好きな人でした。

「すこし愛して、なが～く愛して」というCMは話題になりました。　"ギラン・バレー症候群"を長年わずらい、近年は治療に専念していたそうですが・・・　ご冥福をお祈りします。
　

さて、日本全国　ほとんどが梅雨明けした　というのに、お天気はイマイチです。　ここ木曽でも夜になると雨　というのが数日続いています。

尚、昨日は朝から雨で、時々雨足が強かったです。　大雨、雷、洪水注意報も出ていました。　今日も雨なので、メンテナンスはお休みです。

しかし　今年はいつまで経っても梅雨明けせず、もう立秋(暦の上では)というのに、夏がないまま秋になるのか　と思いました。　ホントに天候不順です。

また　台風発生の影響で、お天気は雨模様のところが多いようです。


さて、その業界や職業間でしか意味が伝わらない"専門用語"や"隠語"があるのはご存知と思います。

私たちの業界にもけっこうあります。　例えば、マルや三角、矢印、文字などを書くテンプレートはすべて"マル書き"と言います。　

そんな専門用語や仲間内でしか通用しない隠語はどんな業界にもあるものですが、一般の人にはちょっと珍しい自衛隊内での専門用語・隠語をご紹介。


ということで、本日のお題は　「ロリコン」

尚、昨日のブログは　「ヒロシマ」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ


さて、自衛隊内での専門用語・隠語が紹介されているのは、防衛省が編集協力する情報誌『MAMOR(マモル)』(扶桑社)の4月号。　「自衛隊用語事典」なるものが掲載されていた。

この事典は、MAMOR編集部で立ち上げた「自衛隊用語事典実行委員会」が、自衛隊内の専門用語・隠語を調査、編さんしたもの。　門外漢の我々には興味深すぎる情報が満載。

自衛隊内では、もうビックリするような専門用語が使われているのだ。　その1つが「ロリコン」　俗に言う、低年齢の異性を好む趣味のことではない。

これは航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行科目の一つ。　正式には「ローリング・コンバット・ピッチ」という。

初代F-86時代からの伝統の演技で、その軌跡が美しく当時から人気が高かったため、現在まで演じられている。

4機のT-4 (F-86 当時は5機で行っていた)はエシュロン編隊で進入し、上昇しつつロールを行いながら編隊を解散する。　着陸のため間隔をあけるための機動飛行。

動画はこちら→「ローリング・コンバット・ピッチ」　音が大きいので注意！

また　「グリコのおまけ」とは防衛記念章のこと。　自衛官がその経歴を記念して制服に着用するもの。

賞詞を授与されたり、部隊長を務めたり、海外活動などに従事すると支給され、制服の左胸ポケットの上部に着用する。

由来は、自衛隊には各国の軍隊の勲章にあたるものがなく、それと比べると「おまけ」みたいなものと自虐を込めたという説がある。

「赤いきつね」とは、10年以上勤続した自衛官に付与される第28号防衛記念章のこと。　赤を基調としているデザインなので、某カップ麺の商品名にかけてこう呼ばれるようになったという、割とビジュアルで直感的なネーミング。

「緑のたぬき」とは、第27号防衛記念章で、25年以上の勤務で授与される。　赤いきつね同様、某カップ麺からひっかけて呼ばれる。　ということは、緑のたぬきを持つものは赤いきつねを持っている。

そして、「バームクーヘン」とは、自衛隊式毛布のたたみ方をあらわす。　毛布を八つ折りに畳み、畳んだ側面がきれいに層になったおいしそうなバームクーヘンのように見えるよう揃えなければならないことからきている。

他にも 「タコ」、「オス・タップ」、「モス」など、たくさんの専門用語が紹介されている。　ちなみに、この事典に登場する隠語は自衛隊の正式用語ではないとのこと。

自衛隊に入りたての若者が、いきなり「バームクーヘンにしろ！」とか「ロリコンが～」なんて言われたら面食らってしまうかもしれない。



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