いろいろ【まっち】んぐ

大阪府大阪市天王寺区にあるJR西日本、環状線　玉造(たまつくり)駅。　ここは私が今の職業につく転機となったところです。

また、宝くじを定期購入するきっかけにもなりました。　当時、玉造駅で週1回は買ってましたね。

現在はJR玉造駅から少し離れたところに大阪市営地下鉄の駅もあります。

JR玉造駅を降りて西へ行くと玉造交差点があり、南側には「玉造日の出通り商店街」があります。　当時はよくここのパチンコ屋さんで稼がせてもらいました。

この「日の出通り商店街」は長く、鶴橋駅方面に至るまで貫いています。

さて、長堀通り玉造交差点を南下、1つ目の信号を西に約200mの所行くと宰相山公園があり、この一角に三光神社があります。

ここは中風除けの神として、今は大阪七福神めぐりの祈願所として知られています。

この西側には高校野球で有名な明星高校があり、南側には真田山公園があります。　私の子供の頃はここに大阪市営真田山プールがありました。

三光神社は、約1600年前の時代、反正(はんぜい)天皇が創建されたと伝えられ、天照大神(あまてらすおおみかみ)・月読命(つくよみのみこと)・素盞鳴命(すさのおのみこと)を祭神とし、境内末社に仁徳(にんとく)天皇・武内宿彌(たけうちのすくね)・野見宿彌(のみのすくね)・主守稲荷を祀る由緒ある神社です。

かつては「姫山神社」と称し、一帯は姫の松原と呼ばれていましたが、明治41年(1908年)　境内にあった中風除けの神として知れる「三光宮」を合祀して現在の社号になりました。

また、三柱の神を祀ることから「三柱神社」とも「日月山神社」とも呼ばれます。　毎年6月1日から7日まで、中風除けの大祭として茅の輪くぐりの神事が行なわれています。

この三光神社には真田幸村が大坂冬の陣の際に掘った　という抜け穴の跡が社殿の下にあります。

真田幸村(本名：真田信繁)といえば、多くの歴史ファンで戦国武将人気1位になった人物です。　

真田幸村は現在の真田山公園一帯に慶長19年(1614年)、大坂冬の陣で出城の真田丸を築き戦いました。　この真田丸は大阪城で唯一防御が薄かった玉造口を補強するものでした。

尚、真田幸村についてはこちらを参照ください。
「忠義」、「忠義 Part-2」

この地に南惣構堀を隔てた大坂城内へ通じる抜け穴を掘らせた　との伝説がありますが、大阪城とつながっていたかは定かではありません。

現在の抜け穴の入口は「真田の六文銭」文様入りの鉄の扉で閉ざされ、中に入ることは出来ません。　また、境内には真田幸村の像があります。　

真田丸に陣取った幸村の戦果は上々で、戦上手といわれた徳川家康をもってしても和平の道をとらざるを得なかった　といわれます。

和平後、家康は真っ先に真田丸を壊させ、さらに外堀、内堀をも埋めさせ、大阪城を裸同然にした上で、大坂夏の陣に突入しました。

真田幸村というのは、それほど徳川軍を悩ませた武将でもあります。


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