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カテゴリ:難病ALS患者に愛の手を
可憐なチューリップの花 私の尊愛する一人にWさんという障害者の方がいます。Wさんは大学の時ラグビーの試合で事故を起こし、その後首から下の機能を失い、いろんな経過をたどりながら身体障害者療護施設の生活となり、2年前から市内のバリアフリーのアパートで一人暮らしを始められました。私は一年に3~5回は自宅を訪問し、いろんな話をしています。 話を聞いているうちに、私とは比べものにならないほどの苦労があり、その中で自分の可能性に向かって、こつこつと努力を重ねているWさん 口に筆をくわえて絵を描き、光センサーのパソコンで文をつづり、生きる証を作っているさまは素晴らしいと思うし、それ以前のさまざまのご苦労を知るにつけて、自分自身の甘えが浮き彫りにされます。 トイレ一つにしても、自然にはできず浣腸などして排便とか尿意も思うにまかせなくて、工夫しているとのこと。ほとんどが寝たきりで視界も限られているし、その中でじっと自分を抑えて、理性を押しころして日々をおくる現実に『生きることの険しさと素晴らしさ』を垣間見る思いがします。 海外に支援するお金があれば、何故、障害者や難病患者、高齢者を支援するために使ってくれないのでしょうか どんな立派な道路や建物を造っても、人間の尊厳の命を全うするために医療・福祉に使わなければ何の役にも立たないことを役人はご存知なのでしょうか この世に生を受け息づいているからには 何らかの使命があるはずです 時には命がけで ささやかでも行動を起こす意欲を 持たなければと秘かに胸をはずませる makibo です フローランテみやざき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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