|
カテゴリ:難病ALS患者に愛の手を
冬の夜明け 自分が老いた親を看 老いていく 子供がそれを支え その子孫が また老化し そして・・・・・ makiboの両親は70歳で他界しました 父は食道ガンで 母は認知症で老衰 父が亡くなる一週間前 医師から「永く持っても一週間でしょう」と 言われてから思い出の日南海岸をmakiboが運転をして 病院から自宅へと帰りました 母は認知症に侵され一年間はmakiboが世話をしました だけど 症状が悪化し もうこれ以上は看れないと 栃木の長男の家へと行きました 今思えば 母はきっと寂しかったと思います 自分が老いた親を看 老いていく 子供がそれを支え その子孫が また老化し そして・・・・・ これを順送りと言いましょうか この順送りという考えは【愛】がなければなりません そして その愛が躍動した時 世界は笑顔で溢れるのだと思います 昔は老人ホームやデイサービスもショートステイもなく この順送りがごく自然だったと思います だんだんと世の移り変わりの中で 家族愛が失われていると思えてなりません 母の葬儀の時 兄弟6人が久しぶりに揃いました makiboは涙がポロポロと出てきて 母の安らかな顔を見ては「良かったね」と その一言が精一杯でした 今makiboは重い障害を背負っていますが 本物の【愛】で子供を育てたら きっと子供は【本物の愛】で親の世話をすることでしょう たとえ短い命でも 生きる意味があるとすれば それは何だろう 動けぬ体で 一生を過ごす人生にも 生きる価値があるとすれば それは何だろう その答えは 天国の両親に会ったら 分かることでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|