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Manachan's World-東京下町日記

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2005年08月17日
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いま、大連で家探しをしていて、面白いと思ったことをいくつか書きます

1)外国人でも簡単に買える!

大連を含め、中国の各都市ではすでに、「外銷商品房(外国人向け物件)」と「内銷商品房(中国人向け物件)」の区別がなくなり、外国人は基本的に全ての不動産が購入可能になっています。その上、不動産購入であれば、中国の銀行から外貨(通常は米ドル)でローンを組むことができたり、また投資収益を外貨にして海外に送金することも、今では簡単にできます。その点、多くの欧米諸国に比べて、外国人にとって住宅取得の「敷居が低い」と言えましょう。

但し、中国では一応土地公有が原則になっていますから、マンションや一個建てを買っても、土地建物の「所有権」ではなく、「使用権」を買う、という筋書きになります。

ですが、「使用権」だから「所有権」よりも不便で不安定なのか?というと、そうでもないような気がします。どの国でも、土地や建物は個人のもので同時に公共のものでもありますから、たとえ「所有権」であっても、都市計画や各種条例、用途地域帰省、道路・鉄道開発などの制限を受け、何でも勝手にできるものではありません。

ですので、建前が「使用権」であっても、実際には何も差し支えないんじゃないかなあ、という気もします。但し中国では諸外国に比べて、政府が道路や施設開発の際、強権で住民を立ち退かせたりするケースが多いようですので、その点はやや気になるところです。

2)面積の計算法

日本と同様、中国でも「平米単価」といって、住宅の占有面積に単価をかけて分譲価格を算出するのが一般的です。但し、面積の計算法が、日本とずいぶん違います。

例えば日本のマンションの場合、室内の面積と、バルコニーの面積を分けて表記するのが普通ですが、中国の場合は、それらは区別されず、一緒くたに計算されます。それだけでなく、エレベーターや階段、共用スペースなどの面積も、各戸に按分されて、面積の計算に含まれてしまいます。

例えばの話、室内面積が60平米、バルコニー面積が15平米、その他共用スペースの各戸比例分が5平米のマンションの場合、下記のようになります。

-日本の表記:室内面積60平米、バルコニー面積15平米
-中国の表記:面積80平米(60+15+5)

このように計算された面積が、直接分譲価格に影響してくるのですから、中国人は、「エレベーターがあるか?」、「余分な共用スペースがあるか?」みたいな情報に敏感になります。例えば、「あのマンションはエレベーターが付いている分、面積が大目に計算されて、価格が高くなるからイヤだ!」、みたいな言い方をします。

3)築浅の条件

中国のマンションは、「足が早い」といいますか、短い年数で「古く」なってしまうことが多いようです。日本だと、マンションで築10年以下なら、一応「築浅」と言って良いのかもしれませんが、中国だと、築5年以上経ったら、もはや「築浅」ではありません。

なぜ中国のマンションは、すぐ「古くなる」のか?、これにはいくつかの要因がありそうです。一つは、マンション管理が一般的に日本ほどしっかりしていないため、外壁がすぐ汚れたり、ゴミが散乱したりして古くなってしまう。もっとも、これは個々の物件によって事情が全然異なりますが。

もう一つは、施工方法や施工に使われたテクノロジーにも影響されるようです。中国のマンション施工は、近年、長足の進歩を遂げているようですが、逆にいえば、5年や10年前に施工されたマンションは、最近施工のものに比べて、明らかに時代遅れのテクノロジーで建てられた可能性がある、ということです。

ですので、私は中国では、どんなに古くても、21世紀になってから建ったマンションしか買わないと思います。





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最終更新日  2005年08月17日 13時47分59秒
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