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カテゴリ:雑誌/花とゆめ「暁のヨナ」
花とゆめ2015年7号「暁のヨナ」第103話 ネタバレ感想
今回もゼノと初代龍たちのお話。 緋龍王が亡くなってからも小さな争いが常にあり、ゼノ以外の龍たちは争いに駆り出されていました。 そんなとき、四龍の力を狙う者たちに青龍は捕らえられてしまいます。 四龍の存在自体が争いの火種となりつつあったみたいです。 そんなわけで四龍たちは城を出て行くことを決意します。 しかし城のひとたちは四龍の存在が大きかったせいか出て行って欲しくなく、止めようとしますが… そこでゼノが、「俺が残る」 だけど、ちょっとゼノじゃ不安と言いたげな城の奴ら。 「俺は王の遺志を受け継ぎ天の声をお前たちに伝える者」と前回緋龍王にもらった紋章を見せると、掌を返すように「黄龍様…」「黄龍様…!」「黄龍様が我々の神官様になってくださる…!」と崇めだしましたww 緑龍や白龍は心配していますがゼノは「しばらく神官の真似事でもして城のヤツらをなだめておくよ」「だからお前らは気にせず行けよ 王子が成人したら俺ものんびり出てくから」と笑顔。 白龍が、そんなゼノに「城出たら俺んとこ訪ねろ! 待ってるぞ 何年でも ジジイになっても」と言ったのがとってもほっこり。仲間って( ・∀・) イイネ! 青龍は初代もちょっと可愛い系ですね。言い返したりするところはシンアよりユンくんぽいけど。 そして別れの時。 「いいか俺らは龍の血を持つ兄弟 その身は遠く離れても 血で呼び合う」 「緋龍は天に還られた」 「いつか俺らも天に還る」 「魂は繋がり巡る 四龍の血は 緋龍との絆は 決して消えない」 「またいつか逢おう 兄弟よ」 4人で肩を組んで、こう言って別れたシーン。グッときました。 “天に還る”というところで、ゼノの表情のなんとも言えないこと… 3人と別れたあとゼノが、 「俺の魂は たぶん天には還らない」 「この体は たぶん どこにも還れないんだ」 と言ったところがすごく切なかったです…。 その時のゼノの表情も見えなくて…(´;ω;`) 別れてからもゼノはみんなの気配を追って、緑龍が移動していることとか、白龍や青龍が定住していることはわかっていました。 だけど、20年という月日が経ってみんなの気配がどんどん薄くなるのを感じています。 そして、この20年間ゼノは小さないざこざ以外なら自分一人で片付けてきていました。 そんな時に、とうとう白龍の命が消えかけているのを感じます。 ゼノは、「来い」って言ってくれた白龍の元には行けませんでした。 年をとっていくみんなに会うのが怖かったゼノ。 自分一人が置いていかれるのが辛かったんですね。 だけど、争いは嫌いなゼノだけど、戦場に行くとまたみんなの隣にいられる気がする。だから一人で色々片付けて来たんですね… 戦場でのゼノひとりが大軍を迎えている、背中からのアングルがまた切ないんですよねぇ… ゼノが“ひとり”であるということがすごく強調されていて… そしてとうとう白龍が亡くなる時、ゼノはひとりで戦いながら泣いていました。 何度も何度も切られてそれでも死ねず、泣きながら、 「やだよおおおお おいていかないで」 と王様と四龍たちに叫んでいたゼノ。 なんというか、本当に辛い…!!! というのがめちゃくちゃ伝わってきました。うまいなぁ、表現力あるなぁ本当。 次号一回お休みですね。 次もまだ過去の話なのかな?? そろそろヨナとハクが見たいのですが…(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月25日 12時40分08秒
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