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「4月の君、スピカ。」1巻&2巻の感想です。
ネタバレ注意! 4月の君、スピカ。(1) [ 杉山美和子 ] 4月の君、スピカ。(2) [ 杉山美和子 ] 恋と友情と青春いっぱいのお話。三角関係ものです。 三角関係ものって正直苦手なんですよ。 だって自分が好きなほうとくっつかなかったときの敗北感…!!(笑) 今までの読書経験で負けが多い私(笑) あからさまに当て馬とかなら良いのですがそうじゃないと期待しちゃうじゃん?もしかしたらこっちとくっつくかもなんて。 だけど、この漫画は大丈夫そうです! なぜならどっちとくっついてもいいやって思えるのでw(それでいいのか) 主要キャラは三人。 受験に失敗したのに二次募集でなぜか運良く進学校に入学できた星(せい)。 天文好きな深月(みづき)。 その幼馴染みで見た目チャラいけど勉強ができる泰陽(たいよう)。 そんな三人が天文部に入って青春するのです。 星は多分初めて深月と出会ったときにもう恋に落ちましたね。 「早乙女 星って名前 乙女座の星(スピカ)って意味」 「春の星でスピカが オレ一番好き」 こんな笑顔で言われてコロッと行っちゃいましたね(〃ω〃) 深月は基本的に口数が少ないからちょっと誤解を招くこともあるのですが、ぼーっとしててなんか可愛いですw で、たまに見せる笑顔がちょっとズルい(*´-`) そんな深月と星の一番近くにいる泰陽はもちろん星の気持ちにすぐ気づきます。 「身の程知らずな女め おまえごときが深月を好きだと?」 そんなふうに最初は言っていますが深月に恋する星が可愛くてときめいてしまう泰陽。 不毛な奴です(笑) だけど泰陽は認めたくなくて悶々としてる姿を見るのが面白い。 そして天文部の徹夜観測会の日、雰囲気にのまれて星は深月に、 「すき…」 とつい言ってしまいます。 「早乙女 星 もしかして オレのこと好きなの?」 ストレートに聞かれると恥ずかしいですね(///ω///) それに対して星は、 「…違うよ みんなでこういうふうに 星を見たりするのがすきだなって」と笑顔で否定。 「違うならいいんだ オレ ダメだから」 Σ( ̄ロ ̄lll) 深月のことだから明らかになんか言葉が足りないのはわかりますがこんなふうに言われたら星もショックですね…。 だけどそれを知った泰陽は心配して星の元へ向かって慰めます。 頭をぽんぽんしたり涙を拭ったりする泰陽。優しい男だ。 しかしその流れで星にキスをしてしまいます。 もう、完全に無意識に(笑) 「え…?」 って星だけじゃなくて泰陽自身も驚いていますww 「星 おまえなにしてくれたんだ!?」 って泰陽ヒドイw 星のファーストキスを奪っといてw でもとりあえず泰陽は星に、「おまえはふられてふられてねーよ」「今一番深月に近い女はお前だよ」と慰めます。 そして去りながら泰陽、 「好きじゃない 好きじゃない 絶対に星のことなんか オレは…」 「好きでもなんでもねぇ」 と言っていますがもう完全に好きですねw こんなふうに認めないでいるのもわずかでした。 泰陽の家で深月と三人で勉強会をすることになり、深月がコンビニ寄っている間にまぁ色々ラブなハプニングが(笑)そこは端折りますがありがちな内容ながらも悶々とする泰陽が憐れで面白かったです。 そして深月が現れ、星にこの前のことを謝ります。 あんな言い方してしまったのもわけがあって、以前泰陽の元カノが深月にまで色目を使ってきたことがあって泰陽と深月の間に入ってこようとする女は懲り懲りだったんですね。 だけど、 「ごめんな」「早乙女 星は違うのに」 と言ってくれた深月。しかも星が泰陽のことを好きだと勘違い。 勿論星は深月が好きなので必死に否定。 それを影で聞いてた泰陽はやっぱり面白くないわけですね。 そして今度は意識的に星にキスをしました。 「友達のおまえなんかいらない」 さすがに星は泰陽の気持ちに気づきました。 それからというものちょっと気まずい雰囲気になってしまう二人。 そして星に対して深月も自覚はないですけど気持ちの変化が。 泰陽は気づいているんですけどね。 そして新キャラ登場。 以前から名前はちょくちょく出てきた天文部OGの昴先輩。 いかにもモテ男って感じの先輩がさっそく星にちょっかい出してきます。 天文部の夏合宿でその先輩も来てイイ感じに深月と泰陽をイラつかせてくれますww 深月も泰陽もお互い、オレは星のこと好きじゃない好きなのはお前だろというスタンス。 いい加減認めちゃえよ(´∀`) そんな様子を見ていた昴先輩が彼らを釣るべく夜中に星を連れ出します。 もちろん気持ち良いほど深月も泰陽も釣れました! 二人とも必死で星を探します。 昴先輩とはぐれた星は崖に落ちてしまうという漫画あるあるw そこにどっちが助けにくるかが問題ですね…! なんと助けに来たのは泰陽でした…! そのお陰で泰陽とも気まずい雰囲気がなくなり仲直り?をします。 “泰陽はいつも乱暴で 口は悪くて超ムカツク けど いい奴で泰陽といるとホッとする” “私 泰陽のことすき” もちろん、“深月君とは違う意味で! 友達としてだけど!!”と自分の気持ちに言い訳していますが、星の気持ちにも変化がありました。 そして待っている間の深月はかなりイライラしている様子。 思いがけず、深月も星に惹かれている感じでした! そんな感じで3人とも恋心が芽生えて3巻に続きます。 今のところどちらとくっつくかわからないですね~。 1巻の表紙は深月ですが、最初に出会ったのもキスしたのも泰陽ですし。少女漫画において最初に出会ったほうとくっつく可能性が高いと私は踏んでるのですがどうでしょう( ^∀^)泰陽のほうが仲良い気もするし!今のところ泰陽優勢っぽいですね。 まぁとりあえずイケメンたちに気持ち良いほどモテる主人公を楽しく高みの見物しようと思います(笑) ★3巻の感想→こちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月31日 13時42分19秒
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