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平城遷都1300年祭の特別開帳のひとつ「石上神宮」にて『国宝 七支刀』を拝観してきました。
事前に往復はがきで申し込むのですが、3回目の応募でやっと当選したのでした。 なんだか期待でドキドキ、ワクワクです。 良いお天気でした。 天理駅から歩いて、やっと着きました。 一回に50人、一日三回、平日三週間の参拝期間です。 正式参拝も楽しみです。 「石上神宮」の御祭神は ・布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)→神武天皇の東征の砌、国土平定に偉功をたてられた天剣「平国之剣」とその霊威。 ・布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)→十種神宝の起死回生の霊力 ・布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)→スサノオノミコトが八岐大蛇を退治された天十握剣の威霊 人の神様を祀っているのではなく、剣などの神宝とその霊、それらを称え総称して石上大神と仰ぎ祀られているのだそうです。 そして「七支刀」は天神庫(あめのほくら)に保管されていたそうです。 この「七支刀」は、新羅・高句麗からの侵略にあった百済からの救済に応じた日本へ、感謝の印として献上したもなのだそうです。 実際に目で見てみて、金色の象嵌がはっきり見えたことに驚きました。 七支刀は刀がうまくおさまる形に切り取られた木の板に入れられ、表も裏も見えるように展示されていました。 表のちょうど真ん中のあたりに、「七支刀」という文字も確認できまいした。 下の方で、折れていてそのこともよくわかりました。 なんでも昔、石上神宮と大和神社が、喧嘩をしたときに折れたとか…。 それにしても、日本にまだ文字のない時代のものです。 そんなに昔のものがこうやって、ちゃんと残っていることに大きな驚きを覚えたのでした。 本当に素晴らしいものですね。 日本の宝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
さすがマリアさんすごいですね。とても古い物を拝観したり、昔からそこにある巨木に触れたりすると、自分がその昔と繋がっているように感じます。
また昔なら王さましか見られないようなものを見ることができるって素敵ですね。 (2010年06月11日 10時11分42秒)
olive2004さん
>さすがマリアさんすごいですね。 今回は、はがきが当たったのでラッキーでした。 とても古い物を拝観したり、昔からそこにある巨木に触れたりすると、自分がその昔と繋がっているように感じます。 本当にそうです。 昔の人々の息吹を感じられたり自然との調和を身をもって体験できたり、まさに今は昔の延長線上にあるのだと感じられます。 >また昔なら王さましか見られないようなものを見ることができるって素敵ですね。 ----- はい、古代からの贈り物だと思います。 (2010年06月11日 21時59分03秒) |
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