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テーマ:新型コロナウイルス(10914)
カテゴリ:メキシコ
ブルーマンデーということが言われますが・・どちらかというと自宅期間が始まってから火曜日の方が気分が沈みます。そんな火曜日26日の政府発表にメキシコは大きなショックを受けました。 1日に亡くなった方が500人を超えてしまった・・ そんなに酷い状況だとは思っていなかった、これは正にイタリアやスペインのように明日は1000人かも..? 多くの友人と連絡をとりつつ一同心配と悲しみの波動でイッパイ.. 再び屋根に登って呆然と過ごしていました。
翌日、この件を多くの報道が取り上げ、アルゼンチンの友人からも「大丈夫?」という連絡が届き、スペインが大変だった頃、スペインのダンスフェスティバルで仕事を共にした仲間に連絡をとっていた2か月前・・ まさか今度はメキシコが同じ立場になるなんて・・ どこかで政府を信じて「メキシコは大丈夫」むしろ世界の見本になるのではないかと思っていました。とはいえ以前のように救急車のサイレンが鳴り響くこともない今日この頃。 咲き終わった隣のバラの木には、いつの間にか再びツボミが沢山・・ まさにソレでもバラは咲こうとしている。 そんな翌日27日の政府の発表では、前日のように500人超えはなく保健省代表のHugo Lopez Gatellさんが、昨日の500人超えの背景を説明。死亡診断書の作成過程で人数がずれ込むことがあり、本当のピークは15日だったとのこと。それでも400人以上の方が亡くなった数に追加されているので気は休まりませんが、これから落ち着いていく傾向にあるとのこと。メキシコ国民の食生活の悪さ。太りすぎで糖尿病傾向にある人を直撃していることが、死者増加に繋がっていることを繰り返し話されていました。 今日はラジオで特別番組が放送されていて非常に興味深い内容でした。特に報道関係者で感染して完治した方へのインタビューは現実的でわかりやすく、今後のことなども含めて多角的、専門的な見解の数々。名アナウンサー Sofia Sanchesさん曰く「メキシコ人のメンタルは何年も前から壊れている」 その問題を解決するための機会として、まず家庭崩壊の事情に取り組んでいかなければならない.. 30平方メートルに大家族8人が平均で暮らすような状況、その中で個人的な空間をとれる環境を模索して、家族が良い関係を築くことの難しさ。自宅待機期間に家庭内の暴力の犠牲者はカナリいらっしゃるようで、、それも含めたコロナウィルスの問題提示。 屋根猫から看護猫となったヒメさんは、足や手をソッとのせて気遣ってくれます。大事なことをアラタメテ想う今日この頃。28日現在、メキシコは感染者81400人(56638人回復)これまでに9044人の方が亡くなられました..(前日比447人) 佐野まり Facebook / danzacharango Instagram / amistadmusical お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.29 10:50:47
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