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テーマ:今日の出来事(292567)
カテゴリ:メキシコ
今年のクリスマスは素敵な満月と共に深く心に刻まれる特別な1日を過ごすことができました。まずはクリスマス参拝、ソカロ広場から御馴染みグアダルーペ寺院に至るまで・・ 夕暮れ時のソカロに光り輝くイルミネーションが素敵で、20時からの寺院でのクリスマス式典は少年合唱団の素晴らしい歌声と共に実に豪華で本格的なもの。夜空に浮かぶ満月を撮影しつつクリスマスならではの名場面の数々。
今年の本命はクリスマスお届け企画。グアダルーペ寺院から最寄りのメトロバスに乗り、病院へ向かおうと思っていたのですが、既に早々メトロバスは運航停止となっていて、やむなく中止。しかも帰宅するためには少し遠目の地下鉄の駅まで歩かなければならず・・グアダルーペ寺院周辺は治安がよくないので「祈りの猛ダッシュ」先程までの「きよしこの夜」な合掌が幻のよう。 無事駅に到着してシミジミ自宅駅に向かっていると、若い女性が涙目で「すいません、母に電話をかけて下さい。無事だと伝えたいので」急いで彼女の指定する番号に電話。間違っているらしく繋がらず・・ 意外と電話番号は覚えていないもので、泣いている彼女に事情を聞いてみると、クリスマスを一緒に過ごす予定の彼と大喧嘩、携帯電話を投げつけ実家に帰ることになった経緯。現在、教育学を学ぶ女子大生とのこと。 そんな彼女をなだめつつ、ここ数日ラジオ番組「クリスマスの過ごし方」についての質疑応答を思い出していました。カウンセラー等が相談に対応。どうも家族の中に相性の悪い方がいて、クリスマスの家族集合が憂鬱とのこと。「大事なのは丁度よく切り上げること」退散のタイミングなどをアドバイスしていました。クリスマス前に大きな買い物袋を抱え右往左往、プレゼント選びや、予定以上の出費対応、電話で喧嘩している姿や、年末に多発する交通事故、頻発するガス爆発、爆竹での負傷など、ロクなことがない・・「クリスマスがなかったら、もっと年末は穏やかで幸せかもね」と彼女を笑わせつつ自宅駅最寄りの実家に向かうバス停に付き添いました。 バス停には何人か佇んでいましたが、何時まで経ってもバスが来ません。どうも郊外に向かうバスは終了してしまった模様。「それならタクシーで乗り合いにすればいかがですか」と突如おなじみツアーコンダクターな統率で皆さんをまとめつつ、タクシー乗り場へ移動。ところがタクシー乗り場でもアッサリ「郊外へは行きません」「UBERを利用するしかないですね」・・ ところが誰もUBERを利用したことがないという・・ 仕方ないので自分の携帯でUBERを手配。現金で皆さんに支払って皆さんで帰宅して頂くことにしました。自宅駅に到着してから1時間程の奮闘。そこにクリスマス御馴染みのポンチェという飲み物が届き・・「飲んで下さいー」クリスマス奉仕活動の皆さん登場。 皆さんはメキシコシティの病院を回っていたそうです。残ったものを地元の皆さんに届けている最中で、グループを送り出してからポンチェお届けに「羽ばたき」で加わりました。今後は皆さんと共に病院をまわることが出来そうです。素敵なハプニングと出会いに感謝、特別なクリスマスになりました。 佐野まり Facebook Mari Sano Aleteo Instagram amistadmusical お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.27 15:02:12
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