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2011年06月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
早いものでもう6月ですね。

さて、今日は、前月観に行った舞台「らん」についてです。

ついこの間の日曜に楽日を迎えたばかり。

私が観に行ったのは水曜の夜ですが、結構人が多かったですよ。
らん

場所は吉祥寺の前進座。

初めて行きましたが、大きな劇場でした。

席は前から三列目、花道の隣です。

舞台が始まる前に演出家の秦建日子さんが挨拶をされましたが、
その時の注意点として、花道は凶器を持った役者さんが走り回るので
花道の横の席の人は、手を出さないで下さい、というものでした(笑)

いや、でも確かに刀やら包丁やら持った人達が走り回ってましたけど(^_^;)

この「らん」

実は今回再演で、初演も観に行っていました。

なので、再演はどんな感じかな?と、ドキドキわくわくしていました(*^^*)

そしたら、いやー、お話は同じなのに、細かい所の演出が違っていて面白い!

しかも、今回のお話の方が、その人その人の生い立ちを丁寧に描いていて
悪役の人も、ただの悪役ではなく、例えば妹思いだったり
というのがかいまみえて、人間味に深みが出たような?

役者も初演とは違う人だったりして、
役者が変われば同じ役でも、性格が微妙に違っていたりして。。。

とにかく、見てよかった(*^^*)


長いんですけどね(^_^;)

19時開演、今回は途中15分休憩が入り、終わったのが22時!

帰りに慌てて24時間営業の中華屋さんで夕飯を食べて
急いで電車に乗りましたが、終電でした(^_^;)


さて、肝心のお話ですが、簡単に。

世間から嫌われている赤谷に住む人々。
彼らの住む赤谷は毒の水が流れ、作物は育たず、そこの水を飲んでいると、子供も出来ない体に。
生きるためには追いはぎなどを行う。
だから、村人達からは、忌み嫌われている人々。

赤谷に住む人々は子供の頃捨てられたり、流れ着いた人々ばかり。

そんな赤谷に住むらんは、子供の頃、一度だけ村の男の子に優しくされ恋に落ちる。
初恋。。。

そんな初恋の君に、十年後再会した。

初恋の君、正太郎は、村が城の悪政と飢饉に苦しんでいて
占いおばばに、幻の赤い花を探してくるよう命じられ
旅をしていた。

その幻の赤い花が見つかれば、村は助かるという。

らんの胸には、赤谷の毒水を飲んだ為にできた花のような赤いアザが。

それを見た正太郎は、らんこそが村の救世主だと言い
村を助けてくれるよう懇願する。

初恋の君に再会しただけでなく、頼み事までされたらんは
嬉しそうに赤谷の仲間と一緒に正太郎の村に行く。

その頃、村では、お城に直訴に行った村人が殺され
怒りは頂点に。

正太郎が救世主を連れ帰った事も重なり、村人は赤谷の皆と一緒に城に攻めいり
お城のお殿様は城から逃げる事に。

大勝利に沸く村人と赤谷の仲間たち。

仲良く宴会をするも、3日もすると村人は赤谷の連中が疎ましくなり
米一俵を渡して、お引き取り願う。

ところがその直後、お城の連中が村に攻めいってきた。

自分達だけでは太刀打ち出来ず
再度、赤谷の皆に村に戻ってくるようお願いする。

赤谷の連中は無視しようとするが、
らんは正太郎に頼まれ、助けに戻ると言い、
他の赤谷の皆も渋々戻り村人に加勢する。

そしてまたもや城の連中を撃退する。

村人達はまた赤谷の連中に助けられたにもかかわらず。。。

というお話。

この中で、ある台詞が
「私たちだけは嘘をつかなかった。」
これは、赤谷の人の台詞。

赤谷の仲間は、自分にも他人にも一度も嘘をついたり騙したりしなかった。

「堂々と♪堂々と♪」

その台詞の通り。

初演を観たときは、赤谷の人達イコール昔のえたひにんの階級の人々と重なった。
人に人として扱わられずにいる人々。

昔は階級社会だったから、こんな事も実際にあったかもなぁって思ったけど
今回はそういう考えよりも、もっと人間の本質?みたいなのを考えさせられたかな。

オトノマンはおいておいて(笑)
悪役の石影、月影にも悪い部分だけじゃなくて、人間味があって
村人達の心の揺れも理解出来なくはなくて、
そんな中、赤谷の皆さんの結束力はすごい!とかとか。。。

らんの純粋な心も、イタチの一途な想いも、正太郎の葛藤もお綾の想いも
親バカな前村長も、バカかもだけど一途な弥之助も
皆、皆そらぞれの気持ちが分かる。

それだけに、色々辛いね。

そんな舞台でした。

この舞台を見るきっかけは、劇団め組の藤原習作さんが
客演で出ていたからなのですが、
もしまた上演するなら、観に行ってしまうかもです(^ー^)

それにしても、らんは可愛かったし、イタチはかっこよかった♪
正太郎も性格に難はあるけど、かっこよかった(笑)

皆様、本当にお疲れ様でした。

そうそう、最後に、前の村長と占いおばばの
ミニコント?面白かったです(*^^*)





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Last updated  2011年06月03日 00時25分16秒
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