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テーマ:鉄道(22945)
カテゴリ:特急列車(国鉄・JR)
20系寝台客車(ナハネフ):寝台特急「あけぼの」
上野~秋田・青森を結んでいた寝台特急「あけぼの」。 登場時から20系寝台客車により運転されており、20系が老朽化により廃車にある中で、最後まで定期特急列車として運転された寝台特急として歴史に刻まれています。 子供の頃から20系が大好きで、身近な線路を走る20系寝台特急である「あけぼの」が大好きでした。 まだ中学生くらいの時に撮った写真が中心ですが、今回は20系寝台客車のうち客車部であるナハネフ22及びナハネフ23に絞ってご紹介いたします。 昭和52年頃 上野駅にて ナハネフ22 「あけぼの」の並び 昭和50年代の上野駅では、上信越・高崎線が上のホーム、東北線は地平ホームの仕切りがありましたが、いくつかの例外もありました。下りの「あけぼの」は地平ホーム発ですが、上りは高架ホーム着で、時間が近いため隣同士で並ぶシーンが毎日展開されていました。 おそらく、早朝の地平ホームは、常磐線の夜行列車が多数到着しているため、本数の多い東北スジの夜行を飲みきれなかったんでしょうね。その割には「越前」が地平ホームに到着していたりしましたが・・・。 昭和52年3月頃 上野駅にて ナハネフ22とナハネフ23の並び この頃になると、20系の特急列車からの撤退、急行への格下げ、状態の悪い車両の廃車など、動きが顕著になってきました。それが影響してか、本来は中間に封じ込められて、首都圏では末端に顔を出すことがなかったナハネフ23が付属編成にも登場するようになりました。 昭和52年3月頃 上野駅にて ナハネフ23 上の写真のナハネフ23をチューボーカットで撮影したもの。 ナハネフ21「日本海」に会って以来、この顔の虜になってしまっいました。 このピンク色に染まったテールマークに極限の魅力を感じました。 昭和55年頃 大宮駅にて ナハネフ23) 久し振りに撮ったナハネフ23「あけぼの」でしたが、異常なほど真っ赤なテールマークに違和感を感じました。もっとほんのりした色だったような・・・。 朝6時くらいで真っ暗なところを見ると、冬場に撮った写真のようですね。 昭和55年3月 青森駅にて ナハネフ23 こちらは初めての北海道撮影行で乗り継ぎの際に撮影したもの。青森着の「あけぼの」は、途中秋田駅で付属編成を落としてきますので、必然的にナハネフ23が顔を出すことになります。逆にナハネフ22は撮影できないと言うことですね。 写真のテールマークはひらがなが白地、ローマ字が赤地でガチャ目になっています。ひらがなの方は書体がおかしいので、盗難にでもあって手作りで作ったものでしょうか?だとしたら悲しいことですね。 こうして見ると、一番撮影できた筈のナハネフ22が殆どありませんでした。「いつでも撮れる」ヤツはいつもこうなっちゃうんですね。 「あけぼの」の20系は昭和55年10月まででしたので、最後まで残った特急運用ではありましたが、私的にはそれでも高校2年生だったことになりますから、有名撮影地などで走行写真を撮ったりするのは厳しい状況でした。 結果的に駅撮り写真ばかりとなってしまいましたが、大好きな20系客車を間近で見ることが出来て、記録に残すことが出来ただけでも満足に思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.21 07:02:06
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