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元海外在住夫婦のお買い物日記

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2009年01月21日
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カテゴリ:万年筆
少し間が空きましたが「高級万年筆の文栄堂」での買い物レビューの続きです。

前記事:文栄堂での買い物1 パイロットの万年筆「プレラ」とコンバーター


これも、去年の買い物で「ペリカン」の「トラディショナル M200」と言う万年筆です。

「ペリカン」と言えば、万年筆愛好家の間では評価が高いドイツの文具メーカーで、「モンブラン」のライバルと言われていますが、「モンブラン」とは違って、数千円程度の安価な万年筆からラインナップしています。


この万年筆が、私にとって初めての「ペリカン」になります。
本当はフラッグシップモデルである「スーベレーン」シリーズの「M800」を狙っているのですが、その前哨戦と言うことで・・・。

「トラディショナル」シリーズは、ステンレスペン先を採用した「スーベレーン」の廉価版にあたります。基本的なデザイン、造りは「スーベレーン」を踏襲しています。





買ったお店:高級万年筆の文栄堂
買った商品:ペリカン トラディショナル M200 万年筆【ボトルインクセット化粧箱&スーパーシェリフ 付】 マーブルグリーン ペン先:F
価格:8,925円


文栄堂の価格は、激安と言うわけではないのですが、その代わり、ボトルインクがセットになった化粧箱(GV-300)に収まっています。
セットのボトルインクの色は選択できるので、定番の「ロイヤルブルー」を選びました。

ペリカン M200 化粧箱

店によっては、インクが付属しない箱に収まっている事もありますね。


軸は、樹脂製でグリーンのマーブル模様が綺麗です。
クリップやトリムなどの金属部分は、金メッキが施されています。

ペリカン M200

サイズは、かなりコンパクト。
しかも、樹脂製と言う事もあり、凄く軽いですね。
重量は違いますが、サイズは「スーベレーン M400」と同じです。

長さ:124mm
直径:13mm
重さ:10g

コンパクトで軽いので、ガンガン、持ち歩いて使える万年筆です。


キャップは、螺子式になっています。

ペリカン M200 キャップを外す

嵌合式のキャップと比べると、取り外しが面倒になり、さっと書けないというデメリットがありますが、あまり回さなくとも着脱できるので、それほど負担ではありません。
密封性に優れ、ペン先の乾きを防止するメリットがあります。


キャップには、「PELIKAN」、「GERMANY」の刻印があります。

ペリカン M200 キャップ

クリップの形は、ペリカンがモチーフです。


天ビスには、トレードマークのペリカンの親子が・・・。
残念ながら、プリントなので高級感はありませんね。

ペリカン M200 天ビス


キャップも軽量なので、キャップを尻軸に付けても、重心を感じ難いほど軽いのですが、扱いに難いと言う事はありません。

ペリカン M200 キャップを尻軸に


軸の一部が半透明になっており、一応インクが見えますが、少し暗い場所だと見難いですね。

ペリカン M200 軸の一部が半透明でインクが見えます


この万年筆の最大の特徴は、軸内にピストン式のインク吸入機構を内蔵する「ピストン吸入式」を採用している点です。

いつもの様に「コンバーター」は使いません。

「ピストン吸入式」は、インクの容量が大きいというメリットがあり、モンブラン等のメーカーでも採用されていますが、どちらかと言えば、高級モデルに使われることが多く、この価格帯の万年筆では珍しいと思います。

尻軸のツマミを回して、胴軸内のピストンを上下させてインクを吸入します。

ペリカン M200 インク吸入用のつまみ


ペン先は、ステンレス製で23Kの金メッキが施されています。

ペリカン M200 ペン先

装飾は無く、「Pelikan」と言う文字とトレードマークのペリカンの親子が刻印されています。
ペン先のサイズを表す「F」の刻印もあります。


最後に、恒例の汚い字の試し書きです。

インクは、付属のペリカン4001 ロイヤルブルーを使ってみました。
使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。

比較として、1行あけて

・パーカー ソネット K18 Fニブ
・ラミー サファリ EFニブ
・パイロット プレラ Mニブ

でも書いてみました。

ペリカン M200 試し書き

太目のFかと思っていたのですが、そんな事はありません。
意外に線が細いので驚きました。

やはり、ペン先は、それなりに硬いですね。
若干、弾力はありますが、柔らか目ではありません。

インクフローは、けして良いとは言えませんが、適度に調整されているようで、文字が擦れることはありません。

インクで滑りが良い感じではないのに、結構、滑らかに書けます。
インクフローが良いため、書き味を誤魔化されている感じのする万年筆もありますが、この万年筆は、そう言うレベルではなく、普通に書き易いと思います。


ただし、滑らかに書けるという点では、同郷の「ラミー サファリ」の方が上かな。

「M200」の場合は、僅かに紙との抵抗を感じます。
紙との抵抗は「ラミー サファリ」でも感じますが、「ラミー サファリ」の方が、若干インクフローが良いのか、EFニブでもインクの上を滑っている感じがしますね。

蝋を塗った紙の上で書いているような感覚です。

「M200」の場合は、インクの上を滑っていると言う感覚が無いとも言えないのです、何かちょっと違うんですよね。

上手く、表現できません。

そう言えば「パイロット プレラ」にも「ラミー サファリ」と似たような滑らかさがありますね。


誤解がないように書いておきますが「M200」よりも価格が安い「ラミー サファリ」や「パイロット プレラ」の方が優れていると言う意味ではなく、単に書き味の微妙な差です。
しかも、同じ条件(ペンポイントの太さ、インクの種類)で比較している訳ではないので・・・。

「ラミー サファリ」や「パイロット プレラ」は、確かに低価格で、書きやすく、お買い得だとは思いますが、「M200」も実売1万円を切るモデルなのに、ピストン式吸入機構を内蔵し、書き味が良い万年筆に仕上がっているので、コストパフォーマンスは高いと思います。


オマケで「ペリカン スーパーシェリフ」と言う変わったペンが付いて来ました。

ペリカン スーパーシェリフ

「ペリカン スーパーシェリフ」は、万年筆で書いた文字を消せる不思議なマーカーペンです。

貰ったのは「ペリカン4001 ロイヤルブルー」が消せるタイプのM。
マーカーのサイズは、F、B、Mの3種類があり、他の色を消せるタイプもあります。
基本的に「ペリカン4001 ロイヤルブルー」専用ですが、それ以外の他社のインクでも消せるものがあるみたいですね。

ペリカン スーパーシェリフ 実際に使ってみると

一度、スーパーシェリフを使った箇所は「ペリカン4001 ロイヤルブルー」で書けなくなります。

しかし大丈夫、反対側には、ロイヤルブルーに近い色で書ける水性ペンが付いていますので、これを使って消した箇所を訂正して行きます。

オマケで貰ってしまったものの、個人的には、これは使わないと思います。


「トラディショナル」シリーズには「M200」より更に一回り小さい「M150」と言うモデルもあります。



値段は「M200」より、更に安いですが、「M200」同様にピストン吸入式の採用する本格的な万年筆です。

カラーが1色しかないのが残念ですが、手帳用に欲しいですね。


以上で、文栄堂での買い物分のレビューは終わりですが、年末に購入した商品のレビューは続きます。次回で完結です。





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Last updated  2009年01月22日 13時02分09秒
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