カテゴリ:ダンス・舞台・ボディ
fucchiEの出演するライブイベントに行ってきた。 前回はひとりで行き、途中のDJタイムで帰ってしまったけど、 今回は友人も誘って行ったので、最後まで たくさんのシンガー、ダンサーのパフォーマンスを見、刺激を受けた。 踊りたい!という思いに熱くなってしまう。 歌い踊るfucchiE&ダンサー。 今回fucchiEは、踊りながら歌うことにチャレンジしてて 汗だくですごくがんばってた。 そんなfucchiEを間近で見ていて、不思議な感覚に打たれた。 高揚するこの空間、この一瞬の"時"、 今ここにいる私という存在は杭を打たれたように ここに固定されているのを感じた。 この一瞬ずつはあまりに目の前に大きく生成されつづけるので、 すべてを見逃さないように 広角レンズで目の前を見ているような感覚で向き合いながら、 また、すべてが流れ去っていくことに 愛惜の念のようなものがわいてきてたまらなかった。 それは最近起こっている一連の、私の周りの友人たちのことと、 無関係ではないかもしれない。 今、私のまわりには不思議な流れがある。 感動している。 感謝している。 愛情に気づかされる。 私の言葉に感じ入ってくれる人がいて、 さらには言葉にあらわせないものを同じように感じてくれる人がいる。 私と出会ったことに感謝してくれる人がいる。 私は本当に友人に恵まれているし、 私自身も友人を大事に選び、関係を育ててきたと思っている。 一時的に離れたり、安定してたりしていたいろんな友人たちとの関係が 私自身の意識も含め、今あちこちで地殻変動のようにうごめき始めた。 それぞれの友人との関係の、それぞれの唯一性。 それらの中で私は、より強く生を人を感じ、自分自身を感じることができる。 何か変わっていく予兆なのかもしれない。 そんな予感が、しかし定まりもせず自分の中に浮遊したままの状態で fucchiEのライブを見に行き、 彼が"今"というものを象徴的に体現して見せてくれたのかもしれない。 それを最大限受け取ってしまったのかもしれない。 彼も、せっかく知り合った彼も、来年は東京を去る。 頭の中まっしろになってるんだろうな・・と思うくらい踊って 明朗で透明感のある声で歌う、 そんな彼の姿を、"今"の瞬間を、私は写真の中におさめた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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