カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
(・・その1から続く)
お店の前に着いて、今日は雨模様なのでひょっとしたらテラス席へは案内していただけないかも・・・と思いつつ運河に面したテラス席を覗いてみると、ふだんは運河寄りに配置されているテーブルを今日は壁際に寄せて、うまく雨を避けてテーブルを使用している様子が見てとれました。 店頭で「お願いした時刻にはまだちょっと早いのですが・・・」と前置きして名前を告げると、キャストさんはこころよく店内のウェイティングエリアへ通してくださり、席の希望もいつもどおりにきいてくださいましたので、私達は(特に「テラス席じゃなきゃイヤだぁ~~」と子供のようなことを言っていた夫は)安心して案内時刻までの十数分をディナーメニューをじっくり見ながら過ごしました。 ほぼ予約した時刻どおりに私達が案内していただいたテラスの席は、運河沿いの、ちょっとだけ火山も望める気持ちの良い場所でした。 来るまでは「今日は前菜とパスタとピッツァを単品でお願いして『・・ア・ラ・カルト』の限定赤ワインをあけよう」と思っていた私達でしたが、ウェイティングエリアでじっくりとメニューを見るうちにその考えも変わり、今日の夕食は夫が「カナレット」ディナーコース、私が「・・ア・ラ・カルト」のスペシャルディナーコース(シェフズ・イマジネーション)、ということになりました。 もちろん、「・・ア・ラ・カルト」ラベルの赤ワインもお願いしましたよ~。 (ボトルワインについてくるワインメダルも現在は「・・ア・ラ・カルト」バージョンになっています。) 私のお願いした「シェフズ・イマジネーション」というコースは、ディズニーシー内のテーブルサービスレストランのうち3店舗のシェフの皆さんがそれぞれディズニーアニメ映画から発想したという、今回のパークイベント「ディズニー・ア・ラ・カルト」期間中限定のディナーコースです。 元ネタとなった映画はレストランによって異なっていて、ここ「リストランテ・ディ・カナレット」のコースは“レディ&トランプ(邦題は「わんわん物語」)”が題材になっています。 犬たちが大切な宝物を隠した草むらを掘り返すシーン(前菜)から始まって、最後に可愛らしい子犬が誕生するハッピーエンドのシーン(デザート)まで、ほぼ映画に沿った形で展開されていくお料理は、まさにその名のとおり「シェフズ・イマジネーション」といった感じでしたよ。 それになんといっても、一品一品が運ばれてくるたびにキャストさんがお料理の説明と兼ねて「わんわん物語」のストーリーを語ってくださるので、それがまたとても楽しかったです。 二品目の「パスタ」は、レディ&トランプをご存知の方ならほぼ全ての方が「なんでミートボールスパゲッティじゃないの~??」と思われるところでしょうが、「シェフズ・イマジネーション」というテーマを考えればここで「ミートボール・・」を出すわけにはいかないわけで(「映画そのままじゃないか!」と突っ込まれる?)、見た目も味も非常に素晴らしい、イカ墨を練りこんだ、その名も「ベッラ・ノッテ(美しい夜)」という名のパスタでしたよ。 スペシャルコースの前菜 こちらは絵の具パレットに見立てた「カナレット」コースの前菜 スペシャルコースのデザートには子犬の足跡が また、このコースを注文するとそれぞれモチーフとなった映画にちなんだ綺麗なメニューカード(考案したシェフのサインが入っています)をいただけますので、それも今回の楽しみのひとつだと思います。 メニューカードの表紙です 中はこんなふうに・・・ さて、私達がお食事を終えて「・・カナレット」を出たのは、18:15くらいでした。 ちょうど近くの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」では、ビッグバンドビートの本日最終回(18:45の回)の開場時刻を迎えていたので、私達は入場待ち列の最後尾に並びました。 私達が並んでいたのはおそらく先頭から数えて500~600人目以降でしたので、入場した時には中央ブロックの席は後ろの方まで既に埋まっていましたが、サイドブロックの前寄りにはまだ多くの空席がありましたよ。 やはりこの「ビッグバンドビート」は、どんな状態でどんな座席から観ても、私にとっては文句なく楽しいショーです。 ショー終了後はハーバーに出て、リドアイルへ渡る橋の上の立ち見場所で20:05からの「ブラヴィッシーモ!」を待ちました。 今日はハーバー沿いでもリドアイル側は風下になるせいか、私達が観賞場所に落ち着いた19:30頃には「今夜ってブラヴィッシーモ!は中止なの?」と思うくらい人影がありませんでした。 が、ショー開始の15分前を切ったあたりからハーバー周囲には急にゲストが押し寄せてきて、ショー開始直前には誰もいなかった私達の周りにもいつもの土日並みの人垣ができていました。 今夜のブラヴィッシーモ!は、大きな演出の省略はなかったようで、私にはほぼ完全版のように見えましたよ。 確かに、風下だったので白煙が押し寄せてちょっと観づらくもありましたが、白煙はスクリーンのように照明を映し出してもくれるのでそれもまた一興でした。 ブラヴィッシーモ!終了後は、何故か夫が「タワーオブテラー」に行こうと主張したので「待ち時間が短いなら」と条件付きで同意し、アトラクション入り口に行くと、スタンバイは「25分待ち」の表示になっていました。(20:30前頃。) そして表示どおりの25分後には、私達はエレベーターに乗り、地上数十メートルから美しいシーの夜景を(一瞬ですが)目にしていました。 (・・・余談ですが、今日わたしは偶然にも「タワーオブテラーの全然怖くない乗り方」を習得してしまったので、今後はシーの景色見たさにこのアトラクションに乗る機会が増えそうです・・・。) 実際にシーで過ごした時間は少なかったのに、随分といろいろな体験をしたような思いで私達がシーのゲートを出たのはちょうど21:00ころでした。 帰りの電車の中で、 「あのご夫婦は今日一日楽しまれただろうか。」 「あのあと何をしてお過ごしになったのだろうか。」 「今頃どうしていらっしゃるだろうか・・・。」 と、繰り返し何度も夫に話しかけ、 「・・・・・・まだ酔っ払ってるの?」 と、私が笑われたのは、言うまでもありません。 リストランテ・ディ・カナレットの * 「 シェフズ イマジネーション : “レディ&トランプ”スペシャルディナーコース * ・鮪のカラスミと帆立貝のサラダ仕立て ・イカスミのタリオリーニ タラバ蟹と金針菜のソース ・カッチェッコ スカンピ、白身魚、ムール貝のトマト煮込み または ポークスペアリブとサルシッチャ ヴィサントソース イチジクと花びら茸添え ・パン ・マロンムースとクラフティのモンテビアンコ風 ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2007年9月12日~10月31日 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。 利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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