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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

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October 12, 2007
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今日は、私にとっては久しぶりに、そして急に訪れた丸一日お休みの平日。

ミラコスタのレストランでお昼を食べることだけを決め、ふら~っとひとりでのんびりシーをお散歩するつもりでした。


が、出かける直前になって、ある方の信じられないようなご厚意により、今夜ブロードウェイミュージックシアターで開催される一夜限りの「“ディズニー・ア・ラ・カルト”ビッグバンドビート・スペシャルバージョン」を鑑賞できるかもしれない、というお話が舞い込んできました。
(かもしれない・・・と書くのは、私にはこのお話があまりに夢のようだったからです。)


とりあえず当初の予定通り、JRとリゾートラインを使ってシーに到着したのは13:00を過ぎた頃でした。

ゲートを入り、いつものように私はごく普通にミラコスタ通りを抜け、ハーバーに出ました。
予想していたよりもお天気は良く、時折翳るものの太陽が顔を覗かせるとその陽射しはかなり強く、10月のこの時期としてはちょっと暑いようにも感じられました。

インフォーメーションボードをちらっと見ると、一部30分前後の待ち時間が発生しているアトラクションもありましたが、殆どは「15分待ち」の表示でした。
(シーでは「15分待ち」表示の場合、実質待ち時間は無いも同然と思ってよいです。)


日陰を選びながら、私はまず「ブロードウェイ・ミュージックシアター」前へと行ってみました。

今日の夜、懸賞などに当選した招待客だけが鑑賞できるという特別なコラボレーションライブショーが、ここでたった二回だけ行われるのです。
私自身は今日の夜シーに来られるとは思っていなかったので、応募するどころか数日前まではこのスペシャルショーの開催日が今日であることすら忘れていたのですが、シアター前には既に、今夕行われるショーにいち早く入場するためにか、列を作って待っている100人以上のゲストの姿がありました。


昼食の時刻になったので、私はPS予約をお願いしていたミラコスタ内の「ベッラヴィスタラウンジ」へと向かいました。
070908ラウンジ入口.JPG

「ディズニー・ア・ラ・カルト」のダイニングイベント期間中でもありますし、本当ならば夫と二人で来たかった「ベッラ・・」ですが、今日は私ひとりでお邪魔してひとりで・・ア・ラ・カルトのスペシャルメニューをいただきました。


これでミラコスタの三店舗全てのスペシャルランチコースをいただいたことになりますが、視覚的な面ではここ「ベッラ・・」のメニューが一番個性的なように私は思いました。

最初に出てきた前菜はまるでお皿の上に描かれた絵画のようで、しばらく食べるのも忘れて観ていたいような気持ちになりました。
2007年9月8日~9012ベッラの前菜.JPG

続いてのパスタは「さすが!」と思わせる美味しさでしたし、デザートはお皿ごと家に持ってかえりたいような可愛らしさがありました。
071012ベッラのデザート.JPG

たまたま案内していただいたテーブルも窓際の一列めだったので、14:30の「レジェンド・オブ・ミシカ」も申し分のない見え方でした。
今日は独りだったので私はショーを観るうちにその世界にどっぷりと浸ってしまい、気付いたら相当な涙目になってしまっていましたよ~。
(夫とふたりで観ているときはおしゃべりしたりしているので歯止めがきくのですが、独りだとやっぱりどんなショーでも必要以上にその世界に入り込んでしまいます・・・)

071012ベッラからミシカ.JPG


お食事を終えてちょっとだけお買い物をして、ウォーターフロントパークで大道芸をひとしきり眺めた後、私はいよいよ「“ディズニー・ア・ラ・カルト”ビッグバンドビート・スペシャルバージョン」へと向かいました。


私が幸運にも鑑賞できることになったのは18:30の回でした。
座った場所は真ん中ブロックのちょうど中央くらいで、たった一回だけしか観ることのできないショーを、私はしっかりと心に焼き付けようと思って開演時刻を待ちました。


開演まであと15分ほどになったころ、会場内に「ムーンライトセレナーデ」が流れました。
ちょうど一年位前、この会場で同じようなタイミングで同じ曲を耳にしたことを、私は思い出しました。

以前にも少し書いたことがありますが、私にとって舞浜の地できく「ムーンライトセレナーデ」は、パークでのこの20年分の様々な体験を思い出させるちょっと特別な曲です。
きょうのこの特別な夜に偶然にもこの曲を耳にできたことに私は少し驚きもし、また嬉しくもありました。


時間になって始まったショーは一言で言ってしまうと「ビッグバンドビート」のスペシャルバージョンというよりは、
「スターライトジャズ“ディズニー・ア・ラ・カルト”スペシャルバージョン featuring松下奈緒&ミッキーマウス」
といった感じの内容でした。

「スターライトジャズ」とは、2004年の春から夏にかけてディズニーシーのウォーターフロントパークの特設ステージで夜のみ上演されていたキャラクター抜きの音楽とダンス中心のライブショーで、私個人的にはかなり好きであり思い出もたくさんあるショーです。

なので今夜幕が上がると同時にあの懐かしい「スターライトジャズ」のテーマが演奏され始めた時には、私は思わず前後左右の見ず知らずのゲストの肩をぽんぽん叩いて
「ねえねえちょっとあなた! これはあの『スターライトジャズ』のテーマじゃありませんか!」
と語りかけたくなるような衝動にかられましたよ~。


ショーの方はその後、「ビッグバンドビート」に出演なさっている男性シンガーさんの進行で、本日の主役である松下奈緒さんのピアノ演奏を中心としたコーナーに移っていきました。
(オリジナル曲「わんこ」「こもれび」の演奏やBBBバンドと競演の「ジャズショコラ」の後、「ディズニープリンセス・メドレー」ではプリンセス達の出演もあり、ビッグバンドビートの男性出演者がプリンスに扮してダンスを披露したり、シンガーの皆さんが「これが恋かしら」「いつか王子様が」「美女と野獣」などを歌われました。)

それからステージ上は一転「COTTON CLUB」に変貌して「Diga Diga Doo」「Caravan」「Sophisticated Lady」などの曲が次々と演奏されダンスが披露されました。
(この部分は、曲順だけでなく衣装や振り付けまでもがほとんど「スターライトジャズ」の時とそっくりでしたよ。)
その後の「Take The A Train」も、ビッグバンドビートの出演者の皆さんが客席におりてゲストとの掛け合いもあり、まるで「スターライトジャズ」そのものでした。(ただゲストの方は女性が多かったせいもあって「スターライトジャズ」の時よりもかなりお行儀が良かったですけれどね~)

最後にはまた松下奈緒さんと、そしてミッキーマウスが登場し、普段の「ビッグバンドビート」同様にショーは「Sing! Sing! Sing!」の演奏とダンスでクライマックスを迎えました。
普段の「ビッグバンドビート」でミッキーがバンドのドラマーさんと掛け合う場面は、今日は松下奈緒さんのピアノとの掛け合いになっていましたよ。

最後の幕がおりる時の曲もまた「スターライトジャズ」でした。(アンコール曲は松下奈緒さんの演奏する「星に願いを」でした。)


「スターライトジャズ」が大好きだった私にとっては、今日のショーはまさに「大きなスペシャルなスターライトジャズ」だったわけで、まったく予想していなかっただけにとても満足した楽しい45分間でした。

ショーが始まる前には「普段の『ビッグバンドビート』に松下奈緒さんを加えてアレンジする程度なのかな~」と思っていたのですが、以前のショーの枠を一部借りたとはいえ、今夜のこの企画のためだけに用意されたスペシャルな内容だったと思います。


さて、ショーの興奮さめやらぬまま、私がハーバーに出たのは19:30ちょっと前ころでした。

「ブラヴィッシーモ!」の開演まであと30分あまり。
今日は平日ということもあってリドアイル内での鑑賞もまだじゅうぶん可能とのことでしたが、私はいつもの立ち見場所に落ち着き(もちろん周りにはまだ場所を確保している方は誰もいらっしゃいませんでしたよ~)、しばらくひとりで先ほどのショーの余韻に浸っていました。

風を考慮して一部演出が省略された「ブラヴィッシーモ!」を観た後そのまま同じ場所で花火を観て、まだ帰宅したくなかった私はその後ケープコッドへ行って20:40からの「ケープコッド・ステップアウト」を観ました。(ステージ前についたのは開始直前でしたが最前列での鑑賞が可能でした。)


それから私はようやくシーを出る決心をしてゆっくり歩いてエントランスまで戻り、ゲートを出てリゾートラインに乗り、22:00前には舞浜駅から東京方面に向かう電車に乗っていました。


東京駅で「一緒に帰ろう」と待ち合わせていた夫に会った時、私には話したいことがいっぱいありました。
そのひとつひとつを順々に話しつつ、私達は家に帰りました。


本当に本当に、私にとっては夢のような素敵な夜でした。

幼い頃の写真を何度も繰り返し見ることによって忘れてしまったはずの記憶がまた甦って心の中に深く定着していくように、舞浜の地で観たエンターテイメントが今回のように少しずつ形を変えて繰り返し上演され続けていくことで、私達のTDRでの思い出は深く長く心の中に刻まれていくのかもしれない、と、私は今夜あらためて思いました。



そして今夜、忘れてはならない大切なことがもうひとつ。


私にこんな素敵な体験をプレゼントしてくださった純粋なこころをお持ちのあなた。
あなたはここを読んでくださっているでしょうか。
私には決して真似できないあなたのその勇敢さに私は敬意を表します。

ありがとうございました。




  ** 「ベッラヴィスタ・ラウンジ」の “ディズニー・ア・ラ・カルト”ランチコース **

     ・マリオ・フリットリのアンティパスト・ミスト
       フルーツトマトのカプレーゼ パルマ産プロシュート
       北海道産帆立貝のカルパッチョ マンゴーソース
       牛肉のレアグリルとルッコラとパルミジャーノ・レッジャーノのサラダ
     ・ シーフードとサンドライトマトのフェットチーネ
     ・ 三陸産スズキのイゾラナ風 ポテトのローストとローズマリー・レモンソース
       または
       牛フィレ肉のタリアータ アワビ茸とアーティチョークのソテー タイムの香り
     ・ ドルチェの盛り合わせ
        パンナコッタと巨峰 ティラミス ピスタチオジェラート
     ・ コーヒーまたは紅茶

                        ・・・・・・・・2007年9月12日~10月31日


◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇ 
 
ディズニーリゾート内の固有名詞については
「東京ディズニーリゾート」の公式サイト
をあわせてご覧いただくとイメージしやすいかと思います。
ご利用してみてください。

◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇  ◇◇◇◇ 





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Last updated  October 21, 2007 07:33:15 PM
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