カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
久しぶりにベッラヴィスタ・ラウンジで昼食をとってきました。 ――この窓辺からディズニーシーを眺めるのってどれくらいぶりかしら?ひょっとしたら一年以上ぶり?? …と 私の頭の中では席に着いた途端にそんな疑問がぐるぐるし始めたのですが、実は今年の1月にもランチタイムにお邪魔していたことが夫と会話する中ですぐに判明しました。 1月の時はたまたま窓際から二列目のテーブルだったので 私にとっては窓の外よりもその他のこと(お料理やお店の中でのできごとなど)ばかりが印象深いせいなのかもしれません。 しかし、昼食営業開始直後の時間帯にお邪魔したこともあってか きょう案内していただいたのはこんな窓辺のテーブル。 その上 正面に望むのは「無数の足場を設置されたプロメテウス火山」という今だけ限定の珍しい景色だったので(と言っても写真ではあまりよく判らないと思いますが…)、きょうの昼食は記憶に残るものとなりそうです。 お盆を前にしての「山の日」絡みの三連休、そして子供たちの夏休み真っ盛りとあって、今日の首都高速道路はガラガラに空いていて舞浜までは思いのほか順調に到着することができました。 が、イクスピアリに立ち寄った後に向かったホテルミラコスタの駐車場は 11:00の時点で立体の3階くらいまでがほぼ満車。 ようやく駐車できる場所を見つけ、ホテルのバンケットエリアを経てロビーに辿り着いた時には、時刻は11:15過ぎ頃になっていました。 扉の開いていたベッラヴィスタ・ラウンジを覗いて到着を告げ、名前を聞いてくださった女性キャストさんの指示通りにロビーのソファーでランチ営業の開始時刻まで待機していると、まもなくお馴染みの白い衣装に身を包んだキャストさんがお迎えに来てくださり、夫と私を店内のテーブルまで案内してくださいました。 さてさて、本日のお食事内容ですが。 私の方はイベントに沿ったスペシャルなコース「“ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコース」にすんなりと決まりましたが、夫は悩んでしまってなかなか決まりません。 「メインはレギュラーのコースの三元豚が食べたいけれど、スペシャルコースのトマトソースのリガトーニも食べたい」という贅沢な悩みとなかなか折り合いがつけられないようなので、少々お行儀悪いですが私のリガトーニを夫に分けてあげることを約束して、「夫はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインはお肉で、私はスペシャルコースをメインはお魚で」というところに落ち着きました。 11:50からは窓の外で「パイレーツ・サマーバトル “ゲット・ウェット!”」が始まり、巨大な水柱が何度も何度も立ちのぼっていたようでした。 ここベッラヴィスタ・ラウンジでは オチェーアノやシルクロードガーデンとは違い ショー開催中でもお料理の提供は休みなく行われるので、私達のテーブルではショー開始前に「前菜」が出て、ショーが始まってしばらくして「パスタ&リゾット」 ショーが終了したタイミングで「メイン」そして続いて「デザート」がテーブルにやってくる という展開になりました。 以下、私が注文した“ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコース の内容です。 前菜は パーク内のイベントバナーと似た色合い「海賊カラー」のお皿でした。 サーモンとタコのマリネにセロリのサラダ。 オレンジ色はブラッドオレンジ風味のクリーミーなソース、赤いのはビーツ?とおっしゃっていたような気がします。 ともに爽やかな風味でした。 上の黒い四角いのは海苔ではなく「海賊の旗」をイメージしたとのこと。 二品目のパスタはリガトーニアマトリチャーナ。 豚肉をトマトで煮込んで羊のチーズとバジルを添えるという鉄板ソースの 歯ごたえのあるショートパスタです。 「どうしても食べたい」と夫が言っていたのがこのお皿です。 (殆ど夫が食べました。替わりに私は夫のリゾットを少しいただきました。) メインはお魚、カマスのインパデッラにイカ墨の焼きリゾット添え。 見た目の色合いが渋くて、海賊たちが闊歩する夏のディズニーシーのパーク内を思わせました。 万願寺唐辛子のサルサソースと紫蘇がしっかり辛かったです。 デザートはライチのムースにフレッシュフルーツ、ラム酒の香る塩ミルクのアイスクリーム。 お皿に描かれたロゴには海賊旗と、砂金のような「お宝」も散らされていましたよ。 せっかくなので、夫が注文したベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも記録しておきますね。 9月1日までのメニューです。 前菜。 「鴨胸肉とプロシュートのインサラータ ブルーベリーヴィネガードレッシング」 リゾットは「季節の野菜と白海老のリゾット」。 これ、私も少しいただきましたが美味しかったです。 野菜は ズッキーニや空芯菜、トマトなどの夏野菜でした。 メインは「三元豚のポルケッタ 茸のマリネとポテトピュレ」。 夫がどうしても食べたかったお皿です。 デザート。 「桃のコンポートとオレンジ風味のブランマンジェ ヨーグルトアイス」。 そして、窓から眺めた11:50からの「“パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!」の様子も少しだけ… 本当のことを言うと 私はこの夏イベントのショー、個人的に「海賊」というキャラクターにあまり興味がないのと ショー中の色彩がくすんでいるのが好みに合わないので そんなに熱心に観てこなかったのですが、こうして正面から見てみるとディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの景色にこの「ゲット・ウェット!」はなんだかとてもよく似合うように思われてきます。 特に今年は プロメテウス火山全体に仰々しく張り巡らされた「工事用足場」の存在が 時空を飛び越えて甦ったかのような薄汚れた海賊船やボロボロの小舟や荒れた海賊たちの泥臭さに妙に合ってしまうように感じられるのです。 本物の火山に抱かれた本物の港のように見えるけれど、実は誰もが知っているとおり ここは完全なる作り物のテーマパーク「東京ディズニーシー」。 そんな、完璧に作り込まれた壮大な景色の中に現れた何百年も前のアウトロー達。 まさに 一見世界のどこかにありそうだけど世界のどこにも絶対に存在するわけがない空間 というものが夏の間ここに出現しているんだなあ… 私は今それを目撃しているんだなあ… と思い至ると、窓の外を眺めながら私はなんだかどうしようもなく不思議な気持ちになってしまいましたよ~ 食事を終え、お店を出たのは13:30前頃でした。 その後の私達は、駐車場に向かい車に乗り込んでまっすぐ帰宅しました。 古くからこの国では あの世からこの世に束の間懐かしい姿が帰ってくる とも信じられているこの季節。 あるわけがない ありえないと思い込んでいるものを たまには認めてみてもいいのかな と、少しだけそう思った夏の一日でした。 ** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコース ** ・タスマニアサーモンと蛸のマリネ ブラッドオレンジのクレマとセロリのインサラータと共に ・リガトーニ アマトリチャーナ バジルとペコリーノロマーノ ・カマスのインパデッラとイカ墨の焼きリゾット 万願寺唐辛子のサルサ (別途¥900加算で「オマール海老のインパデッラ」を追加可) または 牛ハラミ肉のビステッカ ポテトのサルターレと香ばしい茄子のピュレ ・ライチームース ラム酒風味の塩ミルクアイス ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2019年7月8日~9月1日 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ○東京ディズニーリゾートR特集○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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