カテゴリ:算数教室日記
先日、指導をしていて嬉しいことがあったのでそのことを書きます。
個別指導で来ている小6の女の子が、比の理解が十分でない様子でした。 普段通っている大手塾の宿題をこなすのにすごく時間がかかっていたので、 「これは小5段階での割合をきちんと押さえた方がいいな」 と判断し、小5時のテキストから課題を出しました。 指定したページの問題を一通りやってくることと、もうひとつ特別な課題を出しました(詳細は秘密です)。 それから一週間たち、宿題の確認をしました。 問題に関しては解けなかったものもありましたが、特別課題の方は非常に高いレベルでこなしてきました。 一週間前の状況を思うと、私としてもびっくりするくらいのレベルでした。 分からなくて苦労している子に、取り組みにくい課題を山のように出しても、やる気が出るわけがありません。 「これなら自分も頑張ればできる」と思えるような、ちょうどいい高さのハードルを設定してあげることが大切です。 その子は、お父さんが熱心に勉強を見ているので 「お父さんと一緒に相当特訓したの?」 と聞くと、 「自分一人でやった」と言うのです。 これにはますます驚き、私は心の底から彼女を誉めました。 すると彼女は、花が咲いたように明るい笑顔になりました。 その笑顔を見ていたら私も嬉しくなり、そのとき教室にいた妻と3人で教室中に笑顔の花を咲かせていきました。 来春、合格という大きな花を咲かせられるように! 中学受験の算数教室インテグラルのHPはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.27 02:52:59
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