368540 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ノベルの森

ノベルの森

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

マトリックスA

マトリックスA

コメント新着

ただのデブ0208@ Re:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20) New!  おはようございます。都知事選、赤いき…
マトリックスA@ Re[1]:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20) New! ただのデブ0208さんへ こんにちは。 何時…
ただのデブ0208@ Re:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20)  おはようございます。藤井聡太七冠、棋…
マトリックスA@ Re[1]:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20) ただのデブ0208さんへ おはようございま…
ただのデブ0208@ Re:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20)  おはようございます。男子バレー国際大…
マトリックスA@ Re[1]:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20) ただのデブ0208さんへ こんばんは。 何時…
ただのデブ0208@ Re:小説 「scene clipper」 Episode 42(06/20) おはようございます。公立校教職員、業務…

お気に入りブログ

炎の宿 第二話 New! 千菊丸2151さん

スクーンの石、700年… New! ただのデブ0208さん

2313. 6月の読書 & … New! カズ姫1さん

きつい一日・・・ん… New! ナイト1960さん

新宿彷徨(その10) 伝… New! MoMo太郎009さん

新札について北斎の… マイケルソフトさん

渋野スマイル満開〜… クラッチハニーさん

フリーページ

カテゴリ

2014.08.06
XML
カテゴリ:散文詩
  季節はずれですが・・・散文詩です。{再稿} 
  
 ホワイトバレンタイン/僕の心が雪のように融けた日     
雪に気づいたのは 電車のドアが開いた時だった
 
君のこと思い出し、吊革ばかり見てたから
 
頭の中で君の声が聞こえて ぼくは立ち止まる
 
 
 
「あなたに腕を絡めてる方が好き・・・」
 
 
 
そう言って君はいつでも 隣りの誰かに
 
吊革ゆずっていた
 
 
どうして今頃こんなことを・・・
 
 
君とのこと 心の地下室に閉じ込めよう
 
それから、顔を上げて歩き始める
 
 
 
駅の階段上がるぼくの前に 下りてきたブーツが
 
ゆっくりと止まった それは・・・
 
2年前の冬 ぼくが選んだブーツ
 
 
「会いに来たの・・・」
 
 
湿った声が降りて来た
 
顔を上げると 潤んだ瞳の衝撃
 
心の地下室の扉をこじ開けた
 
 
 
何もかも水に流そう・・・

ふたりが躓いたこと・・・

君のせいだけじゃなかったよ

 

ぼくも少しは大人になったから・・・
 
今来た道をひき返そう そして
 
君をぼくの家に迎えよう
 
 
ちゃんと伝わったみたいだね
 
コートのポケットの中 二人の手は
 
しっかりと繋がれているのだから
 
 
 
久しぶりに君と歩くこの道・・・
 


そう言えば、


「今日は2月14日・・・」 


口にして君を見ると ニット帽が縦に揺れた。
 
 
 
 
 
 
 
  
 

 

 にほんブログ村 ポエムブログ 散文詩へ     






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.01.28 20:38:56
コメント(0) | コメントを書く
[散文詩] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X