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2019年09月の記事

全35件 (35件中 1-35件目)

1

冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」

冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」2016年10月第1刷。文藝春秋。別冊文藝春秋に2015年から2016年にかけて連載された。主としてSF畑で活躍してきた著者が、デビュー20年目にして初めて手がけた現代長編ミステリー。奇抜な設定で亜密室を構成する。12人の少年少女たちのキャラクターはそれぞれ明確だが、名前が片仮名表記で覚えにくいのが難点。堤幸彦により映画化された。

2019/09/30

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「きみに読む物語」

TV映画「きみに読む物語」ニック・カサベテス監督04年米。8月9日深夜放映。粗筋は映画.comより。「メッセージ・イン・ア・ボトル」などで知られるニコラス・スパークスのベストセラーを、「シーズ・ソー・ラヴリー」のニック・カサベテス監督が実母ジーナ・ローランズ出演で映画化、全米でロングラン・ヒットを記録。療養施設で暮らす初老の女性は記憶を失っていたが、ひとりの男性が彼女を訪れて、ある物語を読んで聞かせる。それは1940年代のアメリカ南部の町で良家の子女と地元の貧しい青年の間に生まれた純愛の物語だった。運命的な恋に落ちながらその関係を引き裂かれてしまった一組の男女の、時を経た永遠の愛をロマンティックに描く。とある療養施設に独り暮らす初老の女性、彼女は若かりし日の思い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が通い、古き良き時代、夏の恋物語を読み聞かせている。1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。家族とひと夏を過ごしにやってきた少女アリーは地元の青年ノアと出会う。青年の方は彼女こそ運命の人と直感、アリーもまたノアに強く惹かれていくのだが…。出演はライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョーン・アレン、ジェームズ・マースデン、サム・シェパードら。読み聞かせているのがノアで、聞き手の老女がアリーであることは、容易に想像がつく。ノアとアリーが結ばれたのかどうかは、彼らの子どもたちが訪問してくるまでわからない。古典的なラブロマンスであり、この年齢になると、もはや何の感慨も湧かない。中高生の頃なら泣けるのかも。老いたジェームズ・ガーナーは、その後のロックフォードのようで、なにやら感慨に耽ってしまう。

2019/09/30

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金益見／村上賢司「日本昭和ラブホテル大全」

金益見／村上賢司「日本昭和ラブホテル大全」2016年1月初版。タツミムック。金益見は神戸学院大学講師で、ラブホテルを学術的に研究している。村上賢司はホラー系の映画監督。ドキュメンタリー映画「ラブホテルコレクション・甘い記憶」が全国公開されている。秘宝館と双璧を成す昭和の徒花、昭和ラブホテル。絶滅した前者に対して、後者はしぶとく生き残ってはいるが、それも風前の灯火。風営法改正で、回転ベッドや鏡張りを新たに設置することが出来なくなったので、いずれは絶滅する運命である。ここで紹介されているような、コテコテのラブホには行ったことがない。一度は行ってみたいものだが、近場にはなさそう。

2019/09/29

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山下和美「ランド (9)」

山下和美「ランド (9)」いまだ助走。生みの苦しみなのか、7巻以降の展開速度の低下は気になる。風呂敷を広げすぎている気がしないでもない。アンに続き杏も覚醒を遂げ、この二人の関係は、天音と和音の確執に対応するのだろう。

2019/09/24

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「RICHARD PINHAS LAST JAPAN TOUR」SILVER ELEPHANT

「RICHARD PINHAS LAST JAPAN TOUR」SILVER ELEPHANTRICHARD PINHAS LAST JAPAN TOURフランス・ミニマル／アヴァンギャルド・ミュージックの鬼才、リシャール・ピナス。MAGMAとならぶフランス屈指のアヴァン・ロック・グループHELDONの首謀者である。独自の美学に基づいたエレクトロニクスと狂気をおびたギターによるバンド・サウンドの圧倒的な音世界は、プログレ・ファンはもとより、アヴァンギャルド、トランス・ミュージックのファンをも巻き込み現在までに数十枚のアルバムを発表している。'92年に哲学の世界から再び音楽に立ち戻り精力的な活動を続けてきたピナスだが、体力的な問題から今回が最後の日本ツアーとなり、前回に続き吉田達也が全公演をサポート。ピナスのギターは、超ロングディレイを駆使した幾十にも重なるレイヤーでコスミックかつサイケデリックな音の洪水を引き起こし、その上を吉田のパワフルかつ変則的なドラムが縦横無尽に駆け回り異空間を作り出す。本公演ではゲストにホッピー神山を迎え、トリオでHELDONの曲をメインに演奏。ピナス吉田デュオでは現在ツアーに向けて製作中のアルバムからの新曲を。また東京ではこの日のみとなるピナスソロも。g.RICHARD PINHASkey.ホッピー神山dr.吉田達也（SILVER ELEPHANT HPより）ピナスの当日券があるということで、ミュシャ展行を取りやめて吉祥寺へ。開演まで隣の店で待機。バックに昭和のラブホを思わす鏡があって、これはドラマーの手元が見えて大変重宝する。

2019/09/22

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直販で

Richard Pinhas Tatsuya Yoshida / Ascensionシルバー・エレファントで吉田達也から購入。その場でサインをもらって、さらにその後、ピナスからもサインをもらった。

2019/09/22

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「永井Go展」上野の森美術館

「永井Go展」上野の森美術館画業50年”突破”記念永井GO展50th ANNIVERSARY BREAKTHROUGH NAGAI GO EXHIBITION「デビルマン」「マジンガーZ」など数多くの名作を世に送り出してきた漫画界の鬼才、永井豪。直筆の原稿や原画を中心に600点余を展示。（上野の森美術館HPより）10時10分に着くと、行列が出来ていた。入館しても、人でごった返している。図録は3,000円。購入。一部を除いて撮影可能。永井豪の全キャリアを網羅する展示なので、広く浅くになっていることは否めない。70年代限定で展示するような企画を求む。昼食は上野で中華。その後、ピクルス専門店へ。

2019/09/22

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「塩田千春展：魂がふるえる」森美術館

「塩田千春展：魂がふるえる」森美術館塩田千春の全貌を明らかにする、過去最大で最も網羅的な個展ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られています。個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきました。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせたダイナミックなインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっています。本展は、塩田千春の過去最大規模の個展です。副題の｢魂がふるえる｣には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいという作家の思いが込められています。大型インスタレーションを中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会になります。「不在のなかの存在」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる本展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感していただけることでしょう。（森美術館HPより）猫森集会は中止となったが上京。北九州11:35発。予定通り羽田に到着して、新宿に投宿。国立西洋美術館の松方コレクションと迷ったが、後で六本木で落ち合うことを考慮して森美術館へ。スマホの普及によってだろう、一部を除いて撮影可能となっている。最近はこういうケースが増えてきた。MAMコレクション010：フェイクニュース？出展作家会田誠、ユェン・グァンミン（袁廣鳴）、ジョウ・ティエハイ（周鉄海）米国大統領ドナルド・トランプの口癖にもなっている「フェイクニュース」。インターネット上に流れるデマをはじめ、今日、何が事実なのかますます見えにくくなっています。本展では、3人の作家の作品を通じて、マスメディアにおける情報生産の本質について考察します。ジョウ・ティエハイ（周鉄海）の「フェイクカバー」シリーズ（1995-1997年）では、『ニューズウィーク』など国際的に影響力のある雑誌の表紙に自身の顔写真や作品を登場させ、マスメディアが有名人を作り上げる力に着目します。会田誠の映像作品《The video of a man calling himself Japan’s Prime Minister making a speech at an international assembly》（2014年）では、作家本人が総理大臣に扮し、鎖国の重要さなど独自の外交論を日本語訛りの英語で演説します。この演説が「フェイク」であることは明白ですが、グローバル化が進む現代社会に対する風刺でもあります。ユェン・グァンミン（袁廣鳴）の《占領第561時間目》（2014年）は、台湾の学生や市民が立法院を占拠した2014年のひまわり学生運動の一場面を記録した映像作品です。貴重な記録という側面を持ちつつも、カメラワークによる迫力あるシーンは私たちを惹きつけ、スペクタクルとしての映像が作られる仕組みをも示唆します。（森美術館HPより）MAMスクリーン011：高田冬彦高田冬彦は、宗教、神話、おとぎ話、ジェンダー、トラウマ、性、BL（ボーイズ・ラブ）などさまざまなテーマを扱いながら、ポップでユーモアのある、時折エロティックな映像作品を発表してきました。人間社会の普遍的なテーマを独自に分析、批評し、誇張した高田の作品群は、荒唐無稽に見えながら、緻密に構成されています。それゆえ、ユーモラスでありながら、さまざまな問題提起をはらんだある種のカリカチュアとなっています。特に、現代社会において再考が求められている男らしさや女らしさの定義に対する批評性は顕著だといえるでしょう。本プログラムでは、2007年から2019年までの11作品を一挙に紹介することで、高田の映像作品の多彩な魅力に迫ります。上映作品1 《Dream Catcher》 2018／2019年　5分25秒2 《牧神の午後》 2015-2016年　5分27秒3 《Love Phantom》 2017年　1分4 《無垢の歌｜健康な愛》 2019年　5分36秒5 《偉い石プロジェクト》 2007年-　8分9秒6 《JAPAN ERECTION》 2010年　2分7秒7 《WE ARE THE WOMEN》 2013／2019年　8分47秒8 《MANY CLASSIC MOMENTS》 2011年　3分17秒9 《富士山のある部屋》 2012／2019年　2分7秒10 《LOVE EXERCISE》 2013／2019年　9分8秒11 《新しい性器のためのエクササイズ：#1 ホタル、#2 のびのびカルバン、#3 しぼんでいくボール》 2019年　5分20秒（森美術館HPより）マグマ組の二人と合流。図録は3,240円。

2019/09/21

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「谷山浩子・猫森集会2019 <Dプログラム> ～みも散歩。～」は中止

参加予定だった「谷山浩子・猫森集会2019 Dプログラム～みも散歩。～」が中止になった。ゲスト：遊佐未森・9/21（土） 17:30開場 / 18:00開演　※チケットは、完売しました・9/22（日） 17:30開場 / 18:00開演　※チケットは、完売しました【出演】谷山浩子、石井AQ (Syn.他)【会場】こくみん共済 coop ホール（全労済ホール）／スペース・ゼロ　（東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館）　　　　※会場の名称が変更になりました。【料金】前売り￥6,800（税込・全席指定）　当日￥7,300（税込・全席指定） ※未就学児童入場不可中止のアナウンスは次の通り。「谷山浩子・猫森集会2019」 9月19日（木）、9月21日（土）、9月22日（日）公演中止のお知らせいつも谷山浩子を応援していただき、ありがとうございます。9月19日（木）と、9月21日（土）、9月22日（日）に開催予定の「猫森集会2019」は、谷山浩子が喉を傷め、医師より最低1週間の発声禁止と診断され一定期間の休養が必要であると判断したためやむをえず中止させていただきました。チケットの払い戻しに関しましては、9月25日（水）にお知らせさせていただきます。お手元のチケットは、大切に保管をお願いいたします。急なお知らせとなり、公演を楽しみにしてくださっていた皆様には大変なご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、心よりお詫びいたします。すでに公演前日で、航空券もホテルもキャンセルできない。ライブはないのに上京はすることになる。昨日はスピード違反で白バイに捕まった（減点3、罰金18,000円）し、ろくなことがない。

2019/09/20

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荻上チキ／内田良「ブラック校則」

荻上チキ／内田良「ブラック校則」副題は「理不尽な苦しみの現実」。2018年7月初版第1刷。東洋館出版社。荻上チキと内田良の共編。執筆陣は荻上と内田の外、岡田有真、真下麻里子、渡辺由美子、綾屋紗月、増原裕子、内田康弘、大貫隆志、原田法人、大塚玲子で、全11名。章ごとに執筆者が異なるので、全体の統一感に乏しい。昔の方が校則が厳しかったというのは、思い込みに過ぎなかった。われわれの時代の校則も理不尽でひどいものだったが、さすがに「体操服の内側の下着着用禁止」などという、わけのわからないものはなかった。「ブラック校則をなくそう！プロジェクト」スーパーバイザーの荻上には、もっと頑張ってもらわねば。

2019/09/17

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佐々木陽子「タイムスリップオタガール 5」

佐々木陽子「タイムスリップオタガール 5」同人誌即売会をメイン・ベントに、快調に飛ばす。中学生に戻ったまではいいとして、進学で実際とは違う高校に行くと、完全に未来が変わる。このことがあってか、最終5頁で再びタイムスリップして、どうやら元の大人に戻った模様。次巻でどう展開するのか。

2019/09/17

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九井諒子「ダンジョン飯 (8)」

九井諒子「ダンジョン飯 (8)」前巻の最終頁で一行がチェンジリング内を通ったことを受け、今巻では各キャラクターの種族がガラガラポンで入れ替わる。畏るべきは、種族が変わっても各キャラクターがはっきり識別できることで、それだけキャラが確立されている、立っているのであろうし、作者の力量が高いレベルにあるのだろう。「進撃の巨人」の作者ではこうはいくまい。大迷宮の謎に迫り始めて、タイトルにもなっている「飯」の部分がやや後退してきたが、それはそれ。傑作への道をひた走る。あとは風呂敷を上手く畳んでくれることを祈るのみ。

2019/09/16

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「伊勢エロスの館元祖国際秘宝館」

DVD「伊勢エロスの館元祖国際秘宝館」企画・監督：村上賢司撮影：高木風太編集：加藤隼介プロデューサー：熊谷健一本編120分。特典22分。1970年代に開館して以来、最盛期は人でごった返していたらしい、三重県の元祖国際秘宝館は、2007年3月末に閉館した。これは閉館して数日後に、特別に電源を入れて全館に亙って撮影した、貴重な映像である。全国各地の温泉地にあった秘宝館については話に聞くだけで、行ったことはなかったのだが、ここまで異様な空間だったのか。聞きしに勝るとはこのこと。中学くらいの年齢で行っていたら（18歳未満入場禁止なので、行くことは出来ないが。）、トラウマになりそうなほどに異様、異形だ。特典映像の「馬の交尾ショー」は、閉館する前の営業中に撮影されたもの。こんなこと、今の時代には絶対に実現不可能だろう。正に昭和の遺産。

2019/09/15

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カケハシ・レコードから

GUALBERTO / VericuetosDANIEL VEGA / La Noche Que Precede a La BatallaERGO SUM / MixolidioPARZIVAL / BaRockLUCIANO BASSO / VociMALICORNE / L'extraordinaire Tour de France d'AdélarBIG SLEEP / Bluebell Woodスペインのガルベルトは2nd。同じくスペインのダニエル・ベガは唯一作。ドイツのエルゴ・スム（と読むのか？）は唯一作。同じくドイツのパルツィバルは2nd。イタリアのルチアーノバッソは1st。フランスのマリコルヌは5th。イギリスのビッグ・スリープは唯一作。

2019/09/15

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BOOK OFFから

上原ひろみ / Move上原ひろみ / Spark矢野顕子 x 上原ひろみ / Get Together - LIVE IN TOKYO"THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips"名義の8thと10thに、矢野顕子とのコラボ。

2019/09/15

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勝鹿北星／浦沢直樹「MASTERキートン (8)～(18)」

勝鹿北星／浦沢直樹「MASTERキートン (8)～(18)」全18巻読了。9月4日に7巻まで読んだと書いているので、8巻以降は一日一冊のペースで読んだことになる。比較的情報量が多く、どんどん読み飛ばしていくようなタイプの漫画でないのは確か。原則一話完結の連作短篇ということもあるのか、常に70点の出来。どこを読んでも70点。期待を違えることもないが、あっと驚くような場面にも遭遇しない。

2019/09/14

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ネットオフから

CHICK COREA & HIROMI / Duetチック・コリアと上原ひろみのデュオ。CD×2＋DVD

2019/09/14

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もったいない本舗から

上原ひろみ / Voice7th。名義は"THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips"。2011年11月21日、このときのツアーを福岡国際会議場で観ている。

2019/09/14

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BOOK OFFから

上原ひろみ / Place to Be6th。名義が"Hiromi's Sonicbloom"から"Hiromi"に戻っている。国内盤ボートラでは、矢野顕子と共演。

2019/09/13

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Amazonから

上原ひろみ / Time Control上原ひろみ / Beyond Standard4thと5th。上原ひろみは、米国では"Hiromi"と名乗っている。1stから3rdまでは、米国盤（の方がオリジナル。PFM「甦る世界」のマンティコア盤とヌメロ・ウーノ盤の関係に似る。）では"Hiromi"名義。ギターを加えたバンド、""Hiromi's Sonicbloom"を結成して、4thからは""Hiromi's Sonicbloom"名義となっている。iTunesで取り込むときにそのままにしておくと、あちこちに分散してしまうので、「上原ひろみ」で統一して入力した。まだまだ到着予定。

2019/09/12

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Amazonから

上原ひろみ / Brain上原ひろみ / Spiral2ndと3rd。まだまだ到着予定。

2019/09/11

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楽天ブックスから

谷山浩子 / 花さかニャンコCD+DVDの初回盤。タイトル曲は、NHKみんなの歌2019年4月5日新曲。

2019/09/10

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Amazonから

上原ひろみ / Another Mind上原ひろみ / AliveTHE STANLEY CLARK TRIO / Jazz in The GardenTHE STANLEY CLARK TRIOとは、Stanley Clark、上原ひろみ、Lenny Whiteの3人。

2019/09/10

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道尾秀介「いけない」

道尾秀介「いけない」2019年7月第1刷。同年同月第2刷。文藝春秋。連作短篇×3＋解決篇の構造。連作短篇自体にオチがあるので、それぞれ独立した作品として読むことも可能。惹句が「騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される」で、広告の煽りは「最後のどんでん返し云々」。ということで、当然、最後の最後でポジネガが反転するような話なのかと思って読んだのだが、そういうタイプのものではなかった。惹句に騙されては“いけない”。各短篇及び解決篇の最後の頁に、真相を暗示する写真又は図絵を掲げる手法も含め、緻密に構築された小説であることは認めるが、読者の想像に委ねる部分もあって、読後のカタルシスを得難い。第1章は、叙述トリックで死んだのが邦夫ではなく子供の方だったことを隠し、章末の地図で轢かれたのが隈島であると暗示。第2章は、章末の写真に車に乗り込む山内らしき人物の姿を入れ込み、おばあさんと甥を突き落としたのが山内であることを暗示。第3章は、章末の図で竹梨が中川を殺したことを暗示。解決篇の章末、すなわち作品全体の最終頁の写真で、邦夫の妻が邦夫の告白を文章にしていなかったことを暗示。邦夫は自分の告白文と間違って竹梨の告白文を破り捨てているので、邦夫、竹梨、双方とも告白文が存在しないことになった。

2019/09/09

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「シャークトパスVS狼鯨」

TV映画「シャークトパスVS狼鯨」ケビン・オニール監督15年米。8月24日深夜放映。粗筋は映画.comより。B級映画の帝王ロジャー・コーマン製作による人気モンスターパニック「シャークトパス」シリーズ第3弾。アメリカ軍が生んだサメとタコの合体生物兵器シャークトパスは驚異の進化を遂げ、海から陸へと飛び出して人間界をパニックに陥れた。そんな中、マッドサイエンティストの手により、クジラ科の中で最も凶暴な生物シャチとオオカミの遺伝子を人間に組み込んだ驚異の合体生物「ホエールウルフ」が誕生。シャークトパスを撃退するべく放たれるが……。出演は「スターシップ・トゥルーパーズ」のキャスパー・バン・ディーン、カリスマロック歌手のイギー・ポップ。前作「シャークトパスVSプテラクーダ」のケビン・オニール監督と脚本家マット・ヤマシタが再タッグを組んだ。タコとサメの合体生物兵器“シャークトパス”。この史上最狂のハイブリッド・モンスターは更なる驚きの進化を遂げ、ついに海を飛び出し陸でも暴れまくりる。アメリカ軍が産み出してしまったタコとサメの合体生物兵器“シャークトパス”。この史上最狂のハイブリッド・モンスターは更なる驚きの進化を遂げ、ついに海を飛び出し陸でも暴れまくり、人間界に牙を向け始めていた。ある日、マッドサイエンティストが、最大の海洋哺乳類のクジラ科の中でも、自然界での天敵は存在しないと言われている最強シャチと、最恐の哺乳類オオカミの遺伝子を人間に組み込み、信じられない合体生物を産み出すことに成功、“狼鯨＝ホエールウルフ”が誕生する！そしてついに、撃退に向けて、最凶合体モンスターが世に放たれた！！シャークトパス三部作の最終作。前二作も大概ひどかったが、それらが名作だったのではないかと勘違いしてしまうほどに、圧倒的な駄作。これで本当に劇場公開したのだろうか。CGのクオリティーは、PS2のゲームのムービーを遥かに下回る。

2019/09/09

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「チャッピー」

TV映画「チャッピー」ニール・ブロムカンプ監督15年米。9月7日深夜放映。粗筋は映画.comより。「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムカンプ監督が、「第9地区」同様に南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に設定し、成長する人工知能を搭載したロボットをめぐる物語を描いたオリジナルのSF作品。2016年、南アフリカのヨハネスブルグでは、テトラバール社の開発した警察ロボットが配備されて注目を集めていた。ロボット開発者のディオンは、自ら考え、感じる人工知能（AI）を独自開発し、スクラップ寸前の1台のロボットに密かにAIをインストールしようとする。しかし、その矢先にストリートギャングに誘拐されてしまい、AIをインストールして起動したロボットは、ギャングの下でチャッピーと名付けられ、ギャングとしての生き方を学び、成長していく。そして、ディオンのライバルでもある科学者ヴィンセントにチャッピーのことが知られ、その存在を危険視するヴィンセントによって、チャッピーは追い詰められていく。ブロムカンプ監督の盟友シャルト・コプリーが、モーションキャプチャーによってチャッピーを演じた。デブ・パテル、シガニー・ウィーバー、ヒュー・ジャックマンが共演。2016年、南アフリカ。ディオン（デヴ・パテル）は、世界初の自身で感じ、考え、成長することが出来る人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的なスピードで様々な知識を吸収していくものの、バッテリー残量が５日分しかなく・・・。出演はシャールト・コプリー、デヴ・パテル、ヒュー・ジャックマン、シガーニー・ウィーバーら。近未来を舞台にした、フランケンシュタイン・バリエーション。また、明らかにバーホーベンの「ロボコップ」を意識している。監督がニール・ブロムカンプなので、近未来のヨハネスブルグの街が「第9地区」のそれに酷似。なぜかヒュー・ジャックマンとシガニー・ウィーバーが、大して出番のない役で出演している。

2019/09/09

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「タイピスト！」

TV映画「タイピスト！」レジス・ロワンサル監督12年仏。7月20日深夜放映。粗筋は映画.comより。1950年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に挑む女の子の奮闘を、当時のカルチャー＆ファッション満載で描いた作品。故郷の田舎町を飛び出したローズは、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイのもと特訓に励むローズだったが……。ローズ役に「ある子供」のデボラ・フランソワ。１９５０年代のフランス。都会に憧れ田舎から出て来たローズは、保険会社を経営するルイの秘書になるが、ドジで不器用なため一週間でクビ確定に。「ただし―」と、意外な提案をもちかけるルイ。ローズの唯一の才能＜タイプの早打ち＞を見抜いたルイは、彼女と組んでタイプ早打ちの世界大会で優勝するという野望を抱く。しかしそこには、３度目の防衛を狙う恐るべき女王が待ち受けていた――。出演はロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ミュウ＝ミュウら。ラブコメとスポ魂を無理やりくっつけたような話だが、キュートなヒロイン、デボラ・フランソワの魅力で飽きさせない。

2019/09/08

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印南敦史「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術」

印南敦史「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術」2018年5月第1刷。星海社新書。著者は1962年生まれで、広告代理店勤務から音楽雑誌編集長を経て、音楽ライターとして独立。読書メソッドと銘打っているが、ごくごく当たり前のことを190頁に亙って書いているだけ。

2019/09/07

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仙道敦子と小野洋子

仙道敦子と小野洋子仙道敦子が、NHK朝ドラ「なつぞら」に出演している。年取って、小野洋子に似て来た。

2019/09/06

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ピアノ・レッスン #2-132

ピアノ・レッスン #2-132前回お休みして、お盆の変則スケジュールもあり、1ヶ月以上間が空いた。そして、例によって、練習は直前にちょこっとしただけ。一進一退の攻防。まるで、ヘビー級転向後の藤波の試合のよう。

2019/09/05

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勝鹿北星／浦沢直樹「MASTERキートン (1)～(7)」

勝鹿北星／浦沢直樹「MASTERキートン (1)～(7)」全18巻。1988年から1994年にかけて、ビッグコミックオリジナルに連載された。原則一話完結の連作短編集。浦沢直樹は作画で、勝鹿北星（この人のことはよく知らない。）が原作ということになっているが、原作にはどうやら浦沢もかなりの部分で関わっているらしく、どういう役割分担になっているのか判然としない。7巻の「エルザ・ランチェスターの想い出」と「エルザ・ランチェスターの復活」は、ユニバーサル版フランケンシュタインがモチーフになっており、主要登場人物の名はメアリーとホエールで、花屋はボリス。

2019/09/04

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米沢嘉博「戦後ギャグマンガ史」

米沢嘉博「戦後ギャグマンガ史」2009年8月第1刷。ちくま文庫。親本は新評社から1981年に刊行された。戦後マンガ史3部作の第3弾。前作の「戦後SFマンガ史」が60年代に偏っていたのとは対照的に、戦後のギャグマンガが満遍なく紹介されている。ギャグマンガ史は、赤塚前と赤塚以後の2期に分けられると言っていいのかもしれない。当然、われわれ世代は赤塚前の時代は知らないが、赤塚以後はリアルタイムで体験しているので、“第2期”についての論述はすんなり入ってくる。赤塚の、極端に記号化された絵によるギャグマンガが成立し難くなっていたところに、劇画の絵で山上たつひこがギャグマンガに革命を起こした。まさにその通り。「喜劇新思想体系」と「がきデカ」の破壊力は、当時ローティーンのわれわれを打ちのめすに十分だった。

2019/09/03

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「サスペリア 2」

TV映画「サスペリア 2」ダリオ・アルジェント監督76年伊。Amazon Prime Video。粗筋は映画.comより。欧州超心霊学会の会場では、テレパシー能力の持主であるヘルガ（Ｍ・メリル）の講演が行なわれており、披露されるヘルガの能力を目のあたりにして場内は騒然となっていた。その時、突然ヘルガが悲鳴をあげ、この会場にかって人を殺し、また誰かを殺そうとしている人間がいることを告げた。それからしばらくして、ヘルガがアパートで休んでいるところを何者かに襲われ殺されるという事件がおきる。ヘルガの部屋からの悲鳴を聞いてかけつけた上階に住む音楽家のマーク（Ｄ・ヘミングス）は、不気味な絵画が並んだ廊下の先にヘルガの遺体を見つける。マークはその廊下からつい先ほどにはあったはずの絵が一枚消えているのに気がつく。この異常な殺人事件の発見者であり、茶色のコートを着た容疑者を目撃したマークは若い女新聞記者ジャンナ（Ｄ・ニコローディ）に追いかけられる。容疑者を目撃したと思われる同じ音楽家で友人のカルロ（Ｇ・ラビア）の家を訪れたマークは、そこで元女優でスターだったカルロの母親（Ｃ・カラマーイ）と出逢う。そして、なぜかカルロは、マークに深入りは危険だと忠告するのだった。ある夜、どこからか子供の歌が聞こえ、それと共に「お前を殺す」という不気味な言葉を耳にしたマークは、心理学者のジョルダーニ（Ｇ・マウリ）にその子供の歌のレコードを聞かせる。そして、この歌の謎を解くため『近代の幽霊と暗黒伝説』という本の著者を訪ねるが、マークが着いた時はすでに著者は殺されていた。『近代の幽霊と暗黒伝説』には子供の歌が聞こえ、幽霊が出るという屋敷が載っていた。その屋敷を探しあてたマークは、塗りこめられた壁の裏側に、不気味な絵が描かれてあるのを発見した。血まみれのナイフをふりかざしている子供、胸を一突きにされた男、クリスマスツリー。この絵はいったい何を意味するのか、マークの疑問は深まる一方だった。その夜、マークは部屋のドアにジャンナ宛に屋敷の場所のメモを残し再び屋敷に足を踏み入れるがそこで何者かに襲われ意識を失う。ジャンナの腕の中で意識を取りもどしたマークは、ジャンナと共にレオナルド・ダ・ビンチ学校の資料保管室に行く。そこに保管されている生徒の絵の中から、屋敷で見た絵と同じ絵を見つけた。その裏には名前があった。マークはヘルガが告げた、かつて人を殺し、そしてまた誰かを殺そうとしている者の正体をつかんだ。マークは電話をかけに行ったジャンナを探しに行く。しかし、ジャンナは腹部にナイフが刺さり、倒れていた。そして、マークは銃を構えたカルロと対峙する。間一髪のところを警察に救われたマークとジャンナ。ジャンナは命に別状はなかった。警察に追われたカルロは死んだが、マークにはヘルガの部屋から消えた絵の事が気にかかっていた。彼は再びヘルガの部屋を訪れる。そして、あの時見たのは絵ではなく、犯人が映った鏡だったことに気付く。その時、マークの背後に茶色いコートを着たカルロの母親がいた。カルロは幼い時、母親が父親を刺し殺すところを目撃したのだった。カルロの母親は包丁を手にマークに迫ってきた。イギリスからローマにやってきた若いピアニストが次次とおこる異常な殺人事件に巻きこまれるという恐怖映画。製作はクラウディオ・アルジェント、監督はダリオ・アルジェント、脚本はダリオ・アルジェントとベルナルディーノ・ザッポーニ、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はジョルジョ・ガスリーニ、特殊効果はカルロ・ランバルディとジェルマーノ・ナターリ、演奏はイタリアのロック・グループのゴブリンが各々担当。出演はデイヴィッド・ヘミングス、ダリア・ニコロディ、ガブリエレ・ラヴィア、マーシャ・メリル、エロス・パーニェ、グラウコ・マウリ、クララ・カラマイなど。原題は"PROFONDO ROSSO"で、「赤い深淵」の意。「サスペリア」が世界的に大ヒットして、その余勢を駆って前作にあたるこの作品を公開する際、邦題を「サスペリア 2」にしてしまったため、わけのわからないことになった。両作品に内容的な繋がりはまったくない。大学の頃にテレビで見ているはずだが、ほとんど覚えていなかった。なぜか九官鳥のいる家だけ、記憶にあったが。サスペンス映画なのに、監督がアルジェントなのでホラー映画にカテゴライズされている。尤も、サスペンスとしても成立していないが。最初の殺人の第一発見者であるピアニストが犯人捜しをするのは、何故？アルジェント特有の奇妙なアングルや鮮烈な赤が印象に残るとはいえ、どこから見てもB級。ゴブリンの音楽だけがA級。

2019/09/02

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朝日新聞女子組取材班「オトナの保健室」

朝日新聞女子組取材班「オトナの保健室」副題は「セックスと格闘する女たち」。2015年から2018年にかけて、朝日新聞東京本社版と大阪本社版に掲載された記事に、酒井順子と村山由佳の対談を加えて編集。2018年10月第1刷。集英社。現在、西部本社版で同じ企画が掲載されている。本編もそれなりにおもしろいが、酒井順子と村山由佳の対談が強烈。村山由佳はともかく、ひっつめ髪に黒縁眼鏡の酒井順子があけすけに自らの性欲を語っているのは、かなり衝撃的。

2019/09/01

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押見修造「血の轍 (6)」

押見修造「血の轍 (6)」小仲村の吹石では、静子には太刀打ちできなかった。役者が違う。静一は自らの意思で、再び静子の束縛下に入る。ほとんどマインドコントロールのように、静子により静一の記憶は改竄され、しげちゃんはバランスを崩して崖下に転落したことになった。吹石と何があったのかをしつこく追及する静子。静一は吹石とのキスにより精通したが、その証拠を下着に見つけて嫉妬に狂う静子は、鬼女そのもの。次巻では、意識を取り戻したしげちゃんを手にかけるのではないか。今巻の帯の惹句は山本美月が書いているが、美月ちゃんにこんな淫靡な漫画は読んでもらいたくない気すらしてくる。

2019/09/01

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