|
カテゴリ:活字
歴史小説家の伊東潤が取材を重ねて、大真面目に著した歴史研究書ではあるが、やはり食い足りない。小説家の性で、類推が多いのも気になった。
そして致命的なのは、著者が横浜出身だからなのか、取り上げられている城が東日本に偏っていること。 全26城のうち、九州は熊本城と原城の二城のみ。中国四国に至っては、一城も取り上げられていない。 秀吉の攻城術が冴え渡る備中高松城や三木城、東の春日山城と双璧をなす大規模な山城の月山冨田城、会津や熊本と同じく、幕末に実戦に晒された小倉城等を取り上げずしてなんとする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[活字] カテゴリの最新記事
この人の小説は読んだことがないですが、日経夕刊で連載していたこの人のコラムは読んでいました。プログレマニアで、チッタにもよく行っているそうです。恐らく我々と同時に会場にいたこともあったのでは。
(2015/01/10 04:21:08 PM)
liberoさん
>この人の小説は読んだことがないですが、日経夕刊で連載していたこの人のコラムは読んでいました。プログレマニアで、チッタにもよく行っているそうです。恐らく我々と同時に会場にいたこともあったのでは。 ほぉ~、思わぬところにプログレ野郎がいたもんです。 この人、60年生まれだそうだから、70年代前半のプログレ全盛期にぎりぎり間に合ってる世代ですね。 (2015/01/10 06:51:36 PM) |