初夏のヨーロッパ2人旅⑨ トラム28番
リスボン最終日はまずホテルをチェックアウト。とはいっても、夜間早朝はスタッフがいないホテルで10時に清掃のマダムが来る、、、っていうホテルやったから10時まで待って、スーツケースを預けて出発。ちなみに、清掃のマダムはポルトガル語のみの人だったから、全て携帯のグーグル翻訳でのコミュニケーションとなった。『荷物預かってほしいです。15時には戻ります。』みたいな。スタッフはすべてとってもいい人たちで、リスボンのホテル選びは成功だったと言える。最終日のこの日は、リスボンを手っ取り早く見たいならこのトラムに乗ったらいいよーとホテルの人に教えてもらった『28番トラム』に乗りに行くことにして、まずはロシオ広場へ。毎日通ったこのロシオ広場のすぐそばに、『Martim Moniz』という広場がもうひとつあってその広場の一角から28番トラムが出発するのだけど、着いてびっくり長蛇の列!!!これホントにトラムのために並んでるの??と思わず並んでる人に思わず聞いたし、、、並んだのは1時間半程度。暑い日やったから結構大変で、途中で私が列を抜けて水を買い足しにいったくらい。でも頑張って並んだおかげで席も確保して出発~1時間弱のトラムの旅。レトロなトラムでリスボンの街中をゆっくり進んでいくので乗っていて、見ていてとても楽しい!私は終点まで乗って折り返したけど、もう少し手前で降りても良かったかなーと思う。このトラムは普通の公共トラムなので、リスボアカードでも乗れるし私は買い足した1日券の乗車券で利用しました。余談やけど、長時間並んで乗ってすぐの2駅目でのこと。アメリカっぽい英語を話す若いカップルが乗ってきて、奥さん大きなおなかの妊婦。で、もちろんトラムは満席で座る場所ないから『妻は妊婦なので席譲ってくれませんかー?』って大きな声で。私の前の20代一人旅かな?みたいな男の子が譲ってあげてた。もちろん、公共の路線トラムやから生活の足や移動手段として使ってるならそれでいいと思うし、私も心よく譲りたい。私たちは観光客で、普段の生活にお邪魔をしてるのはこちらのほうだし。実際、途中で乗ってきたおばあちゃんに私は席を譲ったけどおばあちゃんは『ありがとうー』と言ってしばらくして降りて行った。でも、このカップルはそうじゃなくて明らかにトラムに乗って車窓観光が目的で、その証拠に私たちと同じように終点まで乗って折り返してた。これ、先に乗ってる人たちは何時間も待って乗ってるって知ってるか??いわばアトラクションを待ってたようなもん。車窓観光目的なら、始発で順番待って並んだらちゃんと座れるで。英語がもっと流暢だったなら、、、、絶対言ってしまってたと思う。妊婦で並ぶの無理やったら、旦那に並ばせたらいい。それが嫌ならあきらめろと思う。私ならそうするから。そんなこともあったけど、トラム自体はとっても良かった!頑張って並んででも乗ってよかったなーと思えるものだった。帰りは終点から折り返して、『ビカのケーブルカー』付近で下車。急な勾配の斜面を下まで降ろしてくれるトラムみたいなもので、これも観光名所の一つということで、乗車して下ることに。下りの料金は下車時に支払いで上りの料金は乗車時に支払うっていうシステムだったのだけど、上ってない私たちはそんなシステム知るはずもなく、支払いは、、、?とオロオロ、、、運転手のおじさんが言うポルトガル語は理解できるはずもなく、両手で、待ってろみたいなジェスチャーを見てケーブルカー降りたときに理解した笑これをもってリスボン観光は終了。ホテルへ戻って荷物ピックアップして、路線バスで空港へ。次はバルセロナへ!