2878298 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.10.02
XML
~波乱含みの世界情勢~

        

 台風16号の影響で、仙台の空はとても暗い。それでも照明を点けずに、窓際のデスクで日課のブログを書いている。今日は10月1日で公開日は翌2日。私は前日あるいはそれより以前に、予約機能を使って書くのが常。多少のタイムラグはあっても、その方が安心。さて、この雨で先日撒いた追肥が融け、天気の回復と同時にぐんぐん野菜が成長するはず。

         

 国連安保理事会の審理が混迷している。原因は9月28日に北朝鮮が発射した超音速ミサイル。日本は国連決議違反として即刻抗議。米国、英国、フランスの常任理事国は北朝鮮に対して「安保理決議の順守を求める動議を出したが、ロシアと中国は北朝鮮の態度を見守るべきとして、賛成しなかった。北のミサイルは距離的にはアメリカ本土に達し、しかも軌道が捉えにくい最新型の開発に成功した模様。

     

 北は30日にも対空ミサイルを発射した。28日は刈り上げ将軍がテレビに映ったが、顔に「いぼ」があったので、11人もいると言う影武者の1人だろう。本人は心臓発作で死亡し、現在は集団体制で政権を保っているとネットの噂。妹の金与正副部長が声明を出していたが、米国、日本、韓国に対する威嚇と様子見だろう。韓国は来春大統領選挙だし、日本は総理が変わり、間もなく衆議院議員選挙がある。

     

 中国は「一帯一路」構想に基づき後進国のインフラ整備を行って来た。だが、スリランカやアフリカの諸国では、いわゆる「債務の罠」による中国への無償譲渡が横行している。インドネシアの高速鉄道整備では日本と中国が競合した。ジャカルタからバンドン間の高速鉄道(上の黄線部分)は当初日本が請け負って路線の決定や測量も済んでいた。だが当時のインドネシア政府は、無償で工事を引き受けると言う中国の甘言に乗って日本との契約を反故にした。

                    

 だがその工事は未だに完成せず、莫大な工事費を請求されたインドネシアは日本に泣きついて来た。日本はその後請け負ったジャカルタ・スラバヤ間の準高速鉄道を完成させただけでなく、3つのプロジェクトも定額のODA(政府開発援助)で実現。インドネシアは中国と契約した高速鉄道も改めて日本へ依頼したい意向だが、高額の開発費を投じながら破棄された経緯があることから、静観しているようだ。

     

 つい最近、中国はメキシコ、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ニュージーランドと相次いで電話会談を行っている。用件はTPP参入に対する協力依頼。先に台湾がTPPの正式メンバーになると困るためだが、日本、カナダ、オーストラリアが中国の参入を認めることはない。知的生産物の保護や政府による企業への過剰な援助の禁止を中国が守る保証がないからだ。私たちの目には見えない場所で、今激しい「戦い」が繰り広げられている。ショック!?

           

 アメリカでは9月末にようやく12月までの暫定予算が成立し、政府機能が維持されることになった。詳細は不明だが、きっと共和党の抵抗が強かったのだろう。一方ロシアでは、近く日本のEEZ内(先日北朝鮮のミサイルが着弾した「大和堆」北方)で軍事訓練することをわが国に通告した。ロシアはこの夏北方領土でも軍事訓練を繰り返している。クワッドやAUKUSへの対抗意識だろう。世界は国益の保持を優先し、どこも戦っている。日本のマスコミや野党の意識は、それらとはかなりずれている。

    

 自民党の総裁選が終わり、岸田新総裁による党内の人事などが少しずつ明らかになって来た。「論功行賞人事」などの批判が目立つが、そんなのは当たり前。党を二分し、これから総選挙を戦うためには党内の融和と人心の一新を図る必要があり、協力した派への配慮は当然。「世論」に踊らされた「小石河勘違いグループ」の妄動が今回の選挙を複雑化し、野党もマスコミも着地点を見誤った。

       

 岸田政権は2Aの傀儡との酷評があるが、傷ついた党を長老が収拾するのは当然。特に「勘違いリベラル派」の増長を抑え、党本来の保守政治に立ち還ろうとする動きは健全と言えよう。党人事もだが岸田さんがどれだけ人事で抵抗したかは、組閣を観れば分かるはず。これまでが順調過ぎた河野さんには、初めての党務も良い修行。調子こいた石破、小泉両氏にはきついお灸が必要。それが組織の論理だ。

    

 さてこの人の引退と年寄襲名問題も順調とは行かなかった。日本相撲協会の「年寄資格員会」(9月29日開催)では、10年間は部屋付き親方として修行すべきとの声が上がり、理事会(9月30日開催)では、「相撲協会規則、ルール、マナー、相撲界の習わし、しきたりを守り、そこから逸脱した言動を行わないことを誓約する条件に年寄「間垣」襲名を認めることとなり、白鵬は誓約しサインした由。やれやれ。失恋ショック

            

 一方大リーグエンゼルスの大谷翔平選手は、今シーズンの投手としての出番は終わったが、投打の活躍で「クワドラブル100」の記録を達成しそう。これは100安打、100投球回、100奪三振、100得点で。二刀流でなければ達成不可能な記録で、大リーグで初めてのこと。また45ホームラン、25盗塁は大リーグで6人目の記録。大した若者。彼はわが日本の誇りだ。ちょきウィンク





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.10.02 06:59:29
コメント(2) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.