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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.04.05
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~ロシアの蛮行とプーチンの持病~

   

 日曜日。「鎌倉殿の13人」を観る。頼朝の想い人で頼朝の子を生した八重(左=新垣結衣)と頼朝の家人である北条義時(右=小栗旬)は幼馴染で姻戚。初恋の人である八重を想いながらも、言い出せなかった義時だったが、頼朝の許しを得て八重を娶る。その日信濃の国から帰った義時を、八重は初めて夫として迎えた。悲恋が実った瞬間だった。頼朝亡き後、義時は執権として鎌倉幕府を担う運命だ。

                    

 月曜日。朝ドラ「カムカム」を観て、おや?と思う。アメリカ人のディレクターのアニー・ヒラカワ役の女優が森山良子であることに気づいた。そしてひょっとして彼女はるいの妹ではないかと疑う。アニーは安子と米兵との間に生まれた子で、ひなたにとっては叔母に当たるはず。半年に亘って放送された100年物語の終結が近い。放送は残り4回。戦争、野球、映画、ジャズ、英語。みんな繋がると私は思う。

  

 ムスカリが咲き始めた。朝食後重たい雨雲の中、自転車で郵便局へ出かけ、家計費を引き落とした。帰宅して間もなくチャイムが鳴る。玄関の扉を開けると民生委員のHさんが笑顔で立っていた。先日の地震で被害がなかったを確認に来てくれたのだ。彼女の話によればかなりの被害を受けたお宅もあった由。幸いにして我が家は小物が棚から落ちた程度で済んだ。そう伝えると彼女は次のお宅に向かった。

                         

 ロシアがウクライナ国内で行った残虐行為の生々しい映像に愕然とする。400人ほどが惨殺された地区。ナイフで耳をそがれ、無理に歯を抜かれ、後ろ手に縛られての銃殺、下水に投げ込まれた人などなど。11人の村長が拉致され、抵抗した1人は殺された。ロシア兵が奪った家電製品は、ベラルーシの闇市に出された模様。欧米各国はロシアのジェノサイドを非難し、さらに制裁を強める。また国際刑事裁判所(ICC)の検察部門は、既にロシアの戦争犯罪について捜査を開始している。

  

 南オセチアから派兵された兵士300名が脱走して徒歩で帰国した由。彼らはロシアによって最前線に出されて弾除け」代わりにされたことを知ってのこと。ロシア東部のブリヤート州から招致された兵士も激戦地の最前線に送り込まれた。彼らはモンゴル系の民族。ロシアはウクライナ東部でウクライナ人同士を戦わせたり、自国民すら「道具」としか見ていないようだ。

                          

 ビッグニュースが飛び込んで来た。プーチン氏の重病説だ。手足が震える「パーキンソン病」の疑いがあることは以前から伝えられていたが、甲状腺がんで昨年手術を受け、最近は治療に当たる医師の数が増えている由。致死率がどれほどかは不明だが、独裁体制に陰りが生じたことは事実。彼が人を遠ざけていた理由も頷ける。もしもそれほどの重病ならば、コロナ感染を恐れるのも当然だろう。

  

 こうなるとロシアは必死だ。5月9日の「対ナチスドイツ戦勝記念日」に向けて、さらにピッチを上げるだろう。一方アメリカによる「ロシア製戦車」をウクライナへ提供するなどの支援が激化するはず。ウクライナ兵が操縦に慣れている武器なのだ。そして残虐行為に抗議するため、ロシアへの制裁をさらに強化するだろう。この戦火でウクライナは小麦の作付けが出来ないでいる。後1か月、ウクライナ軍には何とか持ちこたえて欲しいと祈る。

       

 プーチンではないが、私の孤独なる戦いも続いている。ロシアによるウクライナ侵攻以来、40日間私がブログにその話題を記さない日はなかった。不眠と疲労。それに耐え抜くためには、出来るだけ食事に留意することに努めた。悲惨な目に遭っているウクライナの人々や、たくさんの難民を受け入れて疲弊している隣国の人々に比べたら、天国と地獄ほどの差になるだろう。さて、わが戦争はどこまで続くか。





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Last updated  2022.04.05 07:50:16
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