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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.04.06
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~運命の分岐点~

                     

 しかし驚いたね。アニー・ヒラカワがあの安子だったなんて。アメリカに渡った彼女がその後、どのような人生を過ごしたのかは知らされてないが、きっと大変な苦労があったことだろう。しかし作家の構成力や、脚本家のイメージの膨らませ方には驚くばかり。無論俳優も然り。この壮大なドラマを朝ドラで扱ったことに敬意を表したい。「鎌倉殿の13人」もそうだが、意表を突かれる展開の連続だった。

      

 ロシアの戦争犯罪がICC(国際刑事裁判所)によって調査され、断罪される可能性が出て来た。ただし兵士に蛮行を命じた者が特定され、逮捕されるかどうか。ロシアはこの制度を受け入れていないためだ。一方ウクライナのゼレンスキー大統領が国連の安保理事会で演説を行う公算が高い由。ロシアが今回の戦争で行った残虐行為は、世界に良く知られている。

                       

 それもゼレンスキー大統領と彼を補佐する若い副総理兼デジタルIT相(31歳)が、昨年の秋以降アメリカのIT企業に協力を申し入れていたお陰。ロシアの侵攻開始直後、副総理はアメリカ企業に通信衛星「スターリンク」を使用させて欲しい旨ツイッターで依頼。同社のCOEは快諾し衛星との通信機器をウクライナに送り無償でシステムを提供した由。スターリンクと連携したドローンの攻撃で、ロシア軍の戦車は侵攻早々壊滅に追い込まれたのだ。

  

 3月下旬。ロシアの情報機関(FSB)から極秘リストが欧米各国に流失。各地で活動するスパイ約600人分の氏名、生年月日、電話番号、コードネームなどが記載されていた。各国は直ちに合計100名のロシア外交官を追放。これによってロシアの欧米におけるスパイ網は壊滅した。

                          

 リストを流出させたのはFSB内の反プーチン一派でクーデターの一環と認識される。彼らはプーチンを裏切ってゼレンスキー氏暗殺も阻止した。原因は3月上旬にFSB外交謀略部門トップのセルゲイ・ベセダ氏と副官が拘束され、20人以上の幹部が侵攻失敗の見せしめに逮捕されたこと。これに対してFSB部内では、「最大の戦犯はロシアを潰す無謀な戦争を始めたプーチン」と怒りが爆発。

   

 これが「プーチン暗殺部隊結成」の動きに繋がったとの情報が浮上。この陰にはセルゲイ・ショイグ国防相がいるとされ、それらを契機にプーチンの周囲から多くの側近が離反したようだ。暗殺に怯えたプーチンはウクライナをせん滅させると激怒し、退役軍人6万人の投入、化学兵器使用の示唆、北朝鮮と連動して、欧米・自由主義陣営を恐喝。大規模な戦争犯罪は、その一環として行われた可能性が高いようだ。

                          

 それらの状況に鑑みアメリカはウクライナに対して、猛毒の神経ガス「サリン」対応の防護服、ガスマスク、解毒剤などを提供済み。Xデーは4月中旬との情報があるが、4月15日は北朝鮮の「革命の父」金日成生誕110年記念日に当たる。北はロシアと連携して1)核実験2)韓国への軍事行動3)日本列島を飛び超えるICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射などを行う可能性がある。

  

 隣国ウクライナへのロシア軍侵攻を目の当たりにしたヨーロッパ最貧国と称されるモルドバは、NATOへの加盟希望を表明した。ロシアが起こした無謀で残虐な戦争は、東ヨーロッパばかりでなく全世界を恐怖のどん底に陥れた。常軌を逸したプーチンの歴史観、宗教観、民族観が引き起こした悲劇で、一体どれだけの人が犠牲になり、世界の富が損失したのだろう。まさに第三次世界大戦勃発の瀬戸際なのだ。





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Last updated  2022.04.06 08:19:23
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