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カテゴリ:演劇
待ちに待った「THE WINDS OF GOD」の大分公演は、9月23日(金)19時からあった。当日は体調が悪かったが、何とかごまかして会場へ向かう。駐車場が見つからず、苦労する。開演ぎりぎりで席に着く。ほぼ満員。空席は、少しあったが、開演後次第に埋まる。
観客の構成は、若い人から中年層まで幅が広いような気がした。 前半は、売れない漫才師の二人のアドリブ編。会場は、いまいちのりの悪い人(私も体調が悪く、手拍子も出来なかった。)が多かったのか、いまいちさえない漫才師どおりのせいか、いまいちのような気がしたが、タイムスリップしてからは、次第に緊張感が伝わってくる。特攻隊として、次々と死んでいく同僚達。そして、自らも、特攻隊としての運命を受け入れる二人の漫才師の気持ちに思わず涙が・・ 今井の声が、最後めで持つのかが心配されたが、何とか大丈夫だっただろう。 大分では、何度も上演されているが、私が見るのは2度目である。前回と受けた印象もかなり違ったものであった。 そして、大分で公演があった演劇では、珍しく最後は全員のスタンデイング・オヴェイションで今井の熱演熱弁に応えたのには観客の一人として驚いた。 魂の芝居と表される「THE WINDS OF GOD」は、今や今井雅之のライフワークとしての意味以上に、今井が叫んだ「NO MORE WAR」として、戦争を日本人がどう捉え、どう考えていくかを真剣に考えなくてはならない時代に突入してきたことを感じさせれる作品ではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.25 18:29:33
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