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カテゴリ:ソフトバンクホークス
ペナントレース終盤のホークスはとても弱かった。
残り10試合を切った頃、全勝すれば1位通過も夢でないという状況で、日程的にも先発4本柱 だけで のローテーションも可能だったので、1位通過を期待した。 ところが実際には、なかなか勝てない。 それでも、ライオンズやファイターズも負けたりして、今からでも全勝すればという状況が しばらく続いたが、勝てない。 気付いたら、全勝どころか最後は6連敗で、しかも最終戦は最下位ゴールデンイーグルスに 完封負けでペナントレースが終了。 こんなに打てなければ、プレーオフは勝ち抜けそうにないなあ。 第1戦、エース斉藤を立てながら、得点圏に何度かランナーを出しながらも松坂に完封された時、 その思いはさらに強まった。 打線は相変わらず決定力不足で、投手陣は和田では勝てても寺原が難しいと考えたからである。 後は西口でもう1勝すれば良いライオンズ。 和田と寺原を比較して、勝てる可能性が高そうな寺原に西口をぶつけてくるかもと思っていたら 案の定、第2戦に西口は出てこなかった。 これで負けても計算通りだし、もし勝てばファイターズ戦の初戦に西口が使える。 ここまでは、ライオンズの作戦で良かったと思う。 ただ、ホークス打線を目覚めさせてはいけなかった。 3対4か、せめて3対5で、松中やズレータにホームランを打たれずに負ける必要があっただろう。 それでも西口と寺原なら西口だろう。 ふたを開けてみると、寺原は予想以上に良いピッチングをするが、西口からなかなか点を 取れそうにない。 こんなゲームではエラーかホームランで決まる事が多いようだが、5回裏にライオンズが中村の ホームランで先制。 第1戦の斉藤のように、寺原を見殺しか? しかし、ここからが第1戦と違った。 寺原の次に、昨日の勝利投手、ルーキー柳瀬がマウンドへ。 1999年、中継ぎだけで14連勝した時の篠原のように、勝ち運があるかも。 と言うか、そういうラッキーボーイが出ないと勝てないかも。 そんな思いで見ていたら、7回表に代打稲嶺の適時打で追い付き、8回表にズレータの3ランで 勝ち越し! 最後は、馬原が得点圏に走者を置きながらも0点で抑えて見事ホークスが第1ステージ通過。 正直、今回は期待していなかっただけに嬉しい。 シリーズを通じて見ても1敗からの逆転勝ちで、個々のゲームを見てもそれぞれ逆転勝利。 ペナントレース後半から湿りっぱなしだった打線も繋がりだしたし、過去2年間、プレーオフで 全く打てなかった松中に当たりが出てと、ホークスとしては勢いがついた状態でファイターズと 戦えるのでは。 逆の立場(ペナントレース後半の状態で1位で待つ)よりも勝機があるかも知れない。 それにしても、福岡の放送局の中継だからかも知れないが、西武ドームでのホークスファンの 姿が目立った。 相手チームの本拠地である事を忘れる程の歓声だった。 さすがに札幌ドームではそんな事はないだろうなあ。 ぜひ福岡に帰ってきて欲しい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月11日 00時19分17秒
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