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テーマ:ドライブ・小旅行(1735)
カテゴリ:ちょいとお出かけ
11時頃、急遽入った作業の為に行っていた別室から戻ると、上司K氏が
「T支店の辺り、詳しいですか?」。 北九州モノレールの駅の近くにあるという程度ならば。 すると上司H氏が「今から、T支店とW支店に行ってくれる?」。 昨日の夜勤が、W支店へ送るべき物をT支店へ送ってしまったらしい。 この2つの店は同じ市内にあるのだが、別の区で結構離れている。 最終的にはお客様へ渡す物で急ぐからと、うちの部署がT支店からW支店へ 届ける事になったとの事。 急ぎの仕事もないので受諾。 支店の人に頭を下げるのは気が重いが、仕方ない。 両支店付近の地図等を持って、11時半頃に会社を出発。 チケットショップで特急券と乗車券がセットになったチケットを2枚買って から博多駅へ。 特急券が指定席用だと思い込んでみどりの窓ロヘ指定席を取りに行ったら、 自由席用だった。 指定料金(¥300)を取られそうになったので、慌てて断ってホームヘ。 始発駅で、しかも発車まで20分近くもある(=席取りの為に並べる)のに 指定席を取る必要はない。 11時40分頃、ホームに到着。 地上ホームは、通勤で利用している地下鉄と比べて暑い。 自分が待っているホームに11時45分発の門司港行快速が入ってきた。 時間がたっぷりあれば、個人的にはこれに乗って行っても構わないのだが。 1分程度の停車で快速は出て行った。 南(熊本方面)を見たら、今から乗る白いソニック(885系)がこちらに 向かってきていた。 それが到着する少し前に、向こうのホームに青いソニック(883系)と かもめ(885系)がほぼ同時に入ってきた。 豪華競演といった感じで、写真に撮りたいようなシーン。 ソニックは11時50分に入線。 博多発 11:57 鹿児島本線上り・特急ソニック21号 小倉着 12:37 4号車の、景色が比較的面白い左側の席に座る。 走り出してすぐ、車内販売のアナウンス。 弁当を持って来ておけば良かった。 暇潰し用に本やラジオも持って来ていたが、乗っている間中、車窓や走行音を 楽しんで過ごした。 小倉 発 12:50 北九州モノレール下り 徳力公団前着 13:04 ¥260 コカコーラ柄のモノレールがやって来た。 右側のロングシートに座り、見下ろす形で車窓を楽しむ。 走行音はあまり良くないので、ラジオを聴いた。 小倉から数駅は数百mおきなので、出発したと思ったらすぐに停車を 繰り返す。 小倉からいくつめの駅なのか把握していなかったので意外と長く感じたが、 実際に乗っていたのは14分間と、通勤の地下鉄よりも短い。 まずはT支店で最初の仕事。 担当の課長が接客中の為、代わりの人から受け取る。 嫌味のひとつも覚悟していたが、代理だからか何も言われずあっさり終了。 徳力公団前発 13:21 北九州モノレール上り 小倉 着 13:36 ¥260 先程と同じコカコーラ柄のモノレール。 ここに来るまでにすれ違ったのは、フェリー会社、銀行2社、ノーマル パターンと、全部違っていた。 同じ柄を複数持っているような感じでもないし、終点まであと数駅だった ので、行きの便が折り返してきたのかも。 今度は行きと反対側に座った。 小倉発 13:44 鹿児島線下り・快速 戸畑着 13:52 鈍行だが、対面式のクロスシート。 ポカポカ陽気なので、前の席に足を投げ出してこのまま乗り続けたい気分。 戸畑から若松へは船で行く。 これが今回のポイント。 小倉北区の隣、戸畑区とW支店のある若松区の間には洞海湾という川のように 細い海があり、自動車はそれを跨ぐ橋があるのだが、鉄道は上流を20km くらい迂回している。 しかも、W支店の付近はローカル線なので本数が少ない。 一方、路線バスを使うと、橋が地上数十mの場所を通っているので4kmほど 回りこむ必要があり時間がかかる。 これらのネックを解消するのが、両区をわずか3分で結ぶ市営渡船。 駅から渡船場、渡船場からW支店までそれぞれ500mくらいずつあるが、 これが最短ルート。 父親の実家がこの近くになかったら(もうないが)、思い付かなかったかも。 戸畑駅に着き、渡船場のある北口ヘ出ようとしたが、なくなっていた。 大昔はこちらがメインだったらしいのだが。 2010年9月にもこの駅を利用したのだが、その時は南口に用があったので 気が付かなかった。 一旦南口に出て、線路の下をくぐる通路を使って北口ヘ。 ここから渡船場までの間に「戸畑ちゃんぽん」で有名なラーメン屋があるの だが、今回は別の店で食べるつもりなのでスルー。 もうすぐ14時だと言うのに、ほぼ満員のようだった。 昔、父の実家があった場所も通ってみた(もう建物はないが)。 渡船は、今の時間帯は15分おきなのだが、数分前に出たばかりなので、 渡船場の周囲をブラブラして待った。 戸畑渡船場発 14:11 若戸渡船 若松渡船場着 14:14 ¥100 ここから先は地図を見ながら行ったのだが、すぐにわかった。 支店の前にある交差点で信号待ちをしたのだが、なかなか青にならない。 押しボタン式なのだが、誰も押していなかったのだ。 自分より前からお年寄りが数人待っていたのだが。 1ヶ店目は無難に済んだが、問題は来るべき物が届かなかったこちら。 お客様がいる時間帯なので怒鳴られる事はなかろうが。 気合を入れて(という程でもないが)店内に入ると、出てきたのは自分より 年上と思われる女性の課長。 「もっと早く、急いでいないと連絡すれば良かったのですが、わざわざ すみません」と逆に頭を下げられ、こちらもミスについて謝りと、頭の 下げ合い。 何はともあれ、無事に終わって良かった良かった。 行きは支店まで最短コースだったが、帰りは古い建物の前や海沿いを通る 別ルート。 もう少しノンビリしたいなあとゆっくり歩いていたら、またしても渡船場では 船が出たばかり。 若松渡船場発 14:48 若戸渡船 戸畑渡船場着 14:51 ¥100 子供の頃、父の実家へ遊びに来た際、叔母連に連れて来てもらった記憶がある 神社に、夏祭りの準備用のプレハブ小屋が建っていた。 もうそんな時期なのかな(実際には7月第4土曜日を挟む3日間)。 父親は今年も観に来るのだろうか。 車がほとんど通らない大通りに停まっていたタクシーから運転手が降り、 先程のちゃんぽんが美味いラーメン屋へ入っていった。 こんな時間帯でもお客さんが数人いる模様。 自分も腹が空いているし、約束をした訳でもないので、ここで食べて しまおうかと一瞬思ったがガマン。 戸畑 発 15:04 鹿児島本線上り・普通 西小倉着 15:11 大学の同級生がやっているカフェでかなり遅めの昼食。 やっとランチタイムの喧騒が落ち着いたとの事で、他にお客さんは いなかった(後から1人来た)。 2ヶ店目に行く前に寄ろうかとも思ったが(書類をなくしたらまずいので やめておいた)、ゆっくり話せたので後回しにして正解だった。 時間がなかったので早く作れるカレーライス(¥680)を頂いたが、好みの 味。 ところで、カウンターに席から料理する姿を見ていたのだが、家族以外で 知っている人が料理を作っている姿というのはよく考えるとあまり見た記憶が なく、お呼ばれしている時のような妙な感覚だった。 西小倉発 15:44 鹿児島本線上り・普通 小倉 着 15:46 西小倉は特急が停まらないので、博多方面に進んで次の特急停車駅である 黒崎から乗るか、1駅戻って小倉から乗るか。 黒崎からよりも小倉から乗った方が座れる可能性が高そうなので後者に。 実際に列車の流れを見ていたら黒崎乗換も出来そうで、そうすると博多に 20分早く着けたのだが。 小倉発 16:05 鹿児島本線下り・特急ソニック40号 博多着 16:47 小倉でも20分近く待った。 やってきたのは青いソニック(883系)。 今度は小倉が始発駅ではないので停車時間は2分間。 ここから走る向きが逆になるので、乗り込んだらあちらこちらでシートを 逆転させていた。 満腹感と仕事が無事済んだ解放感、それと乗り過ごす恐れがない(下車駅 =終着駅)安心感からか、発車後、すぐに爆睡。 終業時刻まであとわずかという頃に会社に着いたので、時間調整してそれに 合わせて帰ってきたととられるのではないかと思ったが(昼食を摂りに行った のは休憩時間の範囲内)、労いの言葉ばかりだった。 みんな怒られに行くと思っていたのかも。 やりかけだった仕事を済ませ、急いで休憩室で弁当をかきこむ。 仕事の後に予定がなければ家に持ち帰ってから食べても構わなかったのだが、 この後、職場レクレーションがあり、持ち歩いたら悪くなりそうだったので。 それにしても今回は、JR九州のユニークな特急2種類や船に乗ったり、 モノレールから小倉の街を見下ろしたり、父親の実家があった懐かしい場所を 歩いたり、仕事中にも関わらず思いもかけない小旅行をする事になった (気の持ちようかも)。 また、例会以外では初めて同級生のカフェにも行く事ができたのも良かった。 もっとも、仕事が無事に終わったからそう思えるのだろうが。 また、今回は出発直後に駅や船着場に着くケースが続いた。 時刻表で予め調べられたら、その数分を埋めるべく対応をして、もう少し早く 会社に戻って来れたのだろうが。 普段、列車で移動する時は分刻みのスケジュールを立てる自分としては、 違和感がある移動だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月30日 10時44分22秒
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