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カテゴリ:ソフトバンクホークス
17時頃、ドームに到着。
どちらの本拠地かと思う程、タイガースファンの姿が目立つ。 レプリカユニフオーム(多くは無料配布される物)を上半身だけ羽織るのが ほとんどのホークスファンと連って、気合が入ったユニフオーム姿で、 上下ともそういう格好の人も少なくない(怖く見える人も多い)ので、余計に 目立ったのかも。 ホークスグッズショップの「ダグアウト」をのぞいたり、この3連戦限定販売 の明石焼きを食べたりしていたら、もうプレーボール10分前。 急いで席へ。 今日の席は、A指定席ではあるが前から20番目なので、とてもグラウンドが 近く感じられる。 しかも、前が通路なので開放的だし移動もしやすい。 だが、周囲に妙にタイガースファンが多いような。 普段ならばレフトスタンドの一角以外はホークスファンという状態になるので 一塁側や三塁側はあまりこだわらないのだが、今回は三塁側にはタイガース ファンが多かろうと避けたのに。 今日は伊勢市がスポンサーという事で、市長による始球式の後にプレーボール。 関西に近い場所なのに、関西のチームと戦う九州のチームを応援していても 構わないのだろうか。 外野スタンドを見ると、タイガース側はもうほとんど埋まっているのに、 ホークス側はまだ空席が目立つ。 タイガースファンは泊りがけで来ていて、ホークスファンは仕事を終えて 今から来るのだろう。 それにしても、あんなに相手チームの応援が多いなんて。 ゲームの方は、ホークスが前回完封勝利で、昨年の日本シリーズでも タイガースを手玉に取った武田、タイガースはサウスポーなのに左打者に 滅法弱いらしい岩貞。 1回裏、先頭打者の中村がヒットで出塁すると、工藤監督にしては珍しく 初回から高田に送りバントをさせる。 ここで期待の柳田が打席に入るが、左手首にデッドボール。 打ちにいって手にデッドボールを受けて骨折というシーンを松田に何度も 見せられているので心配になるが、しばらく治療した後に出てきてとりあえず 胸をなでおろす。 この後、内川がフォアボールで一死満塁になり、李大浩(イデホ)の 犠牲フライであっさり先制。 しかし後続が凡退して1点止まり。 もうちょっと取れても良かったような。 すると、ゴメスや福留を打ち取ってそこまで無安打に抑えていた武田が、 久々の先発出場、6番狩野に同点ホームランを浴びる。 だが、すぐに内川がホームランを放って勝ち越し。 さらに、5回にも得点を追加して3-1に。 武田は、被安打は狩野に打たれた2本だけだったが5四球と荒れ、球数も 多かったので6回で降板。 残りの3イニングは、好調のリリーフ陣に託すという流れに。 得点能力の低い今年のタイガース相手ならばこれで勝てると思ったのだが、 8回、3番手五十嵐がまさかの乱調で同点に追いつかれてしまう。 無死一、二塁でマートンがピッチャーゴロを打った時、ダブルプレーを取りに いかず三塁フォースアウトだけで終わったのが痛かった。 それでも、同点止まりだったのがホークスにとってはラッキー。 この回、追いつく為に3番マートン、4番ゴメスに代走を送ったので、得点 能力が格段に下がったのだ。 タイガースは、何としてもここでリードまで奪えないといけなかった。 一方ホークスは、8回裏に一死満塁の大チャンスで4番内川という願ってもない 状況になりながら、ピッチャーゴロ併殺と最悪の結果に。 この時、女性の悲鳴も聞こえた。 今年の内川は異常に併殺打が多いので、引っ張ったらそうなると思ったの だが、まさかドン詰まりのピッチャーゴロとは。 9回からは、サファテ、森福、仁保のリレーでタイガース打線を抑え込むが、 ホークス打線も9回、10回は呉昇桓(オスンファン)に抑え込まれる。 中でも、呉昇桓 vs 李大浩という韓国のスーパースター同士の対戦は 見応えがあった。 そういう流れで迎えた11回裏、マウンド上には、以前はセットアッパーと して活躍した安藤が。 柳田の後に3番に入った福田が三振した後、打席には先程、大チャンスを 潰した内川。 その内川の打球はレフトポールのかなり上を通る大飛球で、ドームの中は 「内川のサヨナラホームランでゲームセット!」というムードに。 ところが、審判団はファールの判定。 ポールを巻いたと訴える内川。 ビデオ判定になったが覆らず、ファールという結果に。 これで気が抜けたのか、次の投球で見逃しの三振(際どいコースではあった ようだが)。 それならば李大浩の一発でと期待するが、ヒット止まり。 もちろん足が遅い李大浩はここで御役御免で、代走には牧原。 ここで牧原が二塁に進めば1ヒットでサョナラという場面だが、そうなると 松田は敬遠されてしまう。 今のホークス打線は7番以降が極端に打てず、そのまま明石が打席に立っても、 代打で江川あたりが出てきてもあまり期待できない。 それならば、牧原が一塁にいるままで松田の長打を期待した方が、可能性が 高そう。 案の定、松田の打球は外野手の間を抜けるどころか、そのままスタンドに 吸い込まれた。 歓喜する大勢のホークスファンと、落胆する周囲のタイガースファン。 そう言えば、4月にみんなで観に来た時も松田のサョナラホームランで 終わったっけ。 3-1のままであっさり勝っても良かったが、結果的には大興奮のゲームと なって良かった。 ※この日の全ての写真はこちら(フォト蔵) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月04日 23時50分02秒
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