カテゴリ:競馬予想G2
フローラSの上位人気馬を分析してみて思ったのが、やっぱり今年はレベルが高そうだということ。
これらの上位馬を負かすには、先週の皐月賞のように展開の恩恵を受けるか、あるいは上位馬が勝手にぶっとぶかするのを待つしかないのか・・・ そんな中で、僕が、唯一これらを能力だけでまとめて負かす可能性を秘めていると期待しているのが以下の馬です。 ハシッテホシーノ 今週のギャロップのオープニングを、名付け親であるグラビアアイドルほしのあきとともに飾り、全国的な知名度が抜群のハシッテホシーノ。 おそらく3番人気以上は確実だと思いますが、新馬戦でミクロコスモスに負け、まだたかだか500万勝ちしかしてないハシッテホシーノがこの人気では、これこそが人気先行ではないかといわれそうですが・・・。 それでも僕がハシッテホシーノを高く期待する理由は、前走(500万下・東京芝2400)にあります。 (決して、ほしのあきがカワイイからではありません) メンバーはピサノカルティエ(1番人気)がいた程度で、それほど高いメンバーだったかどうかは定かではありません。 まず、3歳の2400はサンプルが少ないんですよね~。 圧倒的人気のピサノカルティエが後方3番手に控えたため、先行していたハシッテホシーノに展開も向いていました。 これだけだと、「たいして強くないじゃん」と一見思ってしまいますが、圧巻だったのはこの日のレース状況。 この日はぐちゃぐちゃの不良馬場で、なんと同馬の勝ちタイムが2分35秒1ですっ はっきりいって、おそい・・・てゆーかおそすぎるよっ 東京芝2500を走ってたんじゃないかって言いたくなるほどのこの遅すぎる勝ちタイム。 これはもう、日本ではあり得ないほどのタフな馬場で、かなり激しく気力・体力を消耗するレースであったことは間違いないだろう。 たとえメンバーがどうであろうと、常識的に考えて、この過酷な状況での2400をこの時期の牝馬が勝つとは考えづらく、逆にいえば、もうそれだけで、ただものではないと断言したいです。 ビックリしたことがあと3つ。 1つ目は、先行したといっても、内には牡馬、外からはリコリス(フローラSに登録はあり)に囲まれたため、終始つつまれたままレースは進行。 馬体はぶつかり、下はぐちゃぐちゃ、泥は顔に飛んでくる、でいいことなんて何もなかったはずで、むしろ恐怖からパニックを起こしてもおかしくはないでしょう。 1600という短い時間ならまだしも、2400(事実上2500)という長い時間の間、ハシッテホシーノは我慢し続けた・・・ものすごい集中力だと思うので、僕はかなり評価したいっ。 ビックリした2つ目は、なんと休み明け(3ヶ月)だったこと。 それも、手塚調教師は「次につながる競馬をしてほしいという気持ちで送り出しました」とコメントしており、この発言からは、「少なくとも絶好調ではなかった」と僕は捉えています。 ちなみに、少し時期はズレますが、阪神大賞典(G2・阪神芝3000)が似たような不良馬場の状況なので、これをサンプルにしてみます。 スクリーンヒーロー、オウケンブルースリなどG1馬が休み明けで出走しましたが、ともに格下に大敗しています。 てゆーか、よくみると、阪神大賞典で上位に来た馬はほとんどが一度叩いている馬ばかりで、使っていたかどうかが大きなウェイトを占めていたとも言えるかもしれません。 (これに関しては、天皇賞・春の予想時に再考するつもりですが・・・) その一方で、同じ状況の休み明けでも、ハシッテホシーノは勝ってしまった・・・これはもう能力の高さも相当抜けていたんじゃないかと、個人的には捉えています。 最後にビックリしたのは、ラストの直線でのパッチンです。 終始つつまれていたため、ラストの直線でも馬群を割るしかない状況だったのですが、直線半ばで両側からはさまれパッチンしたため、結局下げざるをえない状況に追い込まれました。 ふつうの牝馬であれば、ここで戦意喪失ですが、圧巻だったのはここから。 下げてから再度外に持ち出し、ちょうど外から追い込んできたピサノカルティエと併せ気味になったところを、再度競り勝って1馬身突き放して完勝。 ・・・この馬、底力・根性がハンパではないっ。 以上をトータルして考えても、能力、精神力ともに、牝馬の域を明らかに超えており、フローラSレベルではかなり抜けた存在だと、僕は思っています。 ちなみに、同時期に似たようなレースをした牝馬にエアグルーヴがいますが、そのぐらいの期待を込めて、個人的には応援していきたい馬の一頭なんですよね。 今回2ヶ月半の休み明けだか問題ない 問題ないと思います。 それどころか、オークストライアルという意味でも、前回とは比べものにならないとふんでいます。 さすがに前走の反動はあったようですが、もともと痛いところもないような馬だったそうなので、順調だと判断したいです。 2000が短いのでは いえ、全く気にしません。 血統は、父アグネスタキオン×母父ハイエストオーナーで、母系は類似トニービンみたいなもの。 兄弟にブラックカフェがいますが、同馬はマイラー。 父アグネスタキオンも1600~2000ぐらいで走る産駒が多く、ステイヤーはむしろ少ない傾向から、ハシッテホシーノも血統的には2000のほうがよい可能性もあるぐらいなので・・・。 結論としては、当日の展開や人気がどうであろうと、不安よりも期待のほうが大きく、現時点ではズバリ、ハシッテホシーノ1着固定で勝負と考えています。 (フローラSはそこまで素人さんが参加するレースじゃないと思うので、G1ならまだしも、今回はそこまで過剰人気にならないことを期待したい・・・。) 心配なのは1点。 ほしのあきが、毎回応援にかけつけ、パドックでうるさいらしい。 松岡ジョッキーは「やめて」といっているようですが(笑)・・・。 しずかにしてろよっ、たのむから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月19日 01時48分00秒
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