生活費が足りてない
色々値上げしていることもあってか、どうも生活費が足りてないことに気が付いた。しがないサラリーマンとしての僕の収入では、今の家庭の支出と子供の将来の学費の為の貯蓄が賄えない。株式投資の金融資産は別で、これは俺は死ぬまで使うつもりはない。会社員としての収入のみの話。我が家は僕と専業主婦の嫁さん、子供2人の4人家族。決して大きくはない戸建のマイホームに車が2台。特に贅沢をしていないが、これといって節約もしていない。絵に描いたような中流階級で、今の日本では絶滅危惧種でもある。家計をやりくりしているのは僕で、家計簿のようなものは作成していないが、家庭のキャッシュフローは大体把握している。月々の給与から生活費は賄えないので、賞与で補填している。それが今年は補填できないな、というのが現状。肌感覚で分かってきたが、一般家庭は明らかに生活が苦しくなっている。デフレ脱却してコストプッシュインフレになってきているが、物価上昇に賃金上昇が追いついておらず、実質賃金は引き続き低下。これが実質賃金の上昇に繋がれば良いが、全世界でインフレが進み、インフレ退治に政策金利上昇させ、景気悪化が予想されている。これらの現状を鑑みるに、日本での実質賃金の力強い上昇は期待できないのではないか。ところで、介護や福祉、物流、土木建築など、肉体労働の人員が不足している。これは一時的なものではなく、今後ずっと続く慢性的なものだ。「安い日本」に出稼ぎに来る外国人労働者も少ないだろう。これからはパソコンでキーボードを打つのが主業務の所謂ホワイトカラーの給料ではなく、肉体労働者の給料が増える社会になる。若い人が肉体労働をして普通に生活できるような社会になると良いね。