2ちゃんねるのとあるスレッドに、思わず唸ってしまうほどの文章がありました。
下記に貼り付けます。
『
PBR0.4~1.0、PER6~10あたりが無難です。今の相場では。
汎用性のある資産を持っているなら、PERが10倍以上でもPBRや実質PBRが低ければいいと思います。
しかし指標だけに頼るわけではありません。「ひたすら拾う」のではなく、定性分析もしたほうがベターです。
現在の期待値が低ければ、将来の予想外なポジティブな事象に対してのサプライズも大きいです。
同時に、予想外のネガティブな事象に対しての耐性も大きくなります。
バリュー投資とは、そもそもそういう見地からのものです。
グレアムの時代以降、バフェット、リンチの時代になるにつれ、成長性とか、無形価値とか、
いろんなオプションを加えてバリュエーションが正当化されてきましたが、
これらはある意味、相場全体の上昇に対応してバリュー投資の本質を適用させるための便法とも言えます。
成長性や無形価値を考慮に入れれば入れるほど、不確実性の割合を高めてしまうので、価値変動のボラに留意せねばならないのです。
いずれにせよ、価値と価格の比較という本質から大きく外れてはなりません。
』
指標の数値自体は必ずしも同意するという訳ではありませんが、この書き込みをした人はかなり良く分かっていると思います。
頭の良い人の書く文章は読んでいて気持ち良い。羨ましい限りです。