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怠け者ほどこの言葉の表面的な意味合いに魅力を感じてしまうようで、21世紀に入った頃からずっと、色々なところでこのフレーズをちょくちょく見かけます。
株主だから偉い。そういう考え方で経営権の一部を買ってはいけません。 お金に働いてもらう。その意味を曲解している個人投資家。ずっと長い間曲解したままになっている個人投資家。笑止千万です。 この曲解されるような考えを広めた一因は、間違いなく投資家、特に自称バリュー投資家にあります。 ありがとう、という感謝の気持ち。 バリュー投資家と呼ばれる投資家にこの視点が完全に欠けているのは、もはや出来損ないの笑えないブラックジョークでしかありません。
やれやれ。 低ければ良い、というものではありません。高ければ良い、というものでもありません。 何をしている会社で、どのような会社か、を見る時の判断材料に従業員給与はとても重要な数値です。人材という貴重なリソースに対する評価を株主として会社と同じ数値とするかどうか、は投資活動にとって重要な考え方です。 「お金に働いてもらう」ために従業員給与は低い方が良い、というのは投資家としてはレベルが低いと言わざるを得ません。バリュー投資家であればなおさらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.25 09:33:30
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