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ROEはPERやPBRと違い、株が安いかどうかを測る指標ではありません。 株が安いかどうかを知りたければ、ROEはPERまたはPBRと絡めて考える必要があります。 ROEとPERを絡めて考えた場合は、必然的にPBRの事も考慮している事になります。 ROEとPBRを絡めて考えた場合は、必然的にPERの事も考慮している事になります。 逆に言えば、PERとPBRを絡めて考えた場合は、必然的にROEの事も考慮している事になります。 PERとPBRとROE。 この3つは、どれか2つを考慮すれば、残りの一つは無視してもらって構いません。 分析の仕方によって、どの指標を用いればやり易いかが決まるだけです。 ------ ROEは未来の価値を表します。 PERは現在の価値を表します。 PBRは過去の価値を表します。 難しいのは、ROEは変動の仕方に価値がある、という事です。 過去の価値は大きく変わりませんが、未来の価値は大きく変わります。予測だからです。 この変動の仕方(将来のROE変動)を精度よく予測するのは非常に困難であり、「現時点でのROE」に余り価値がないこともあって、バリュー投資ではROEの評価が非常に低くなっています。 よく過去のROE変動を元に将来のROE変動を皮算用する投資家が居ますが、長い間株式投資を通じて色々と経験するとその行為が無駄なことに気付きます。投資歴が長い人がそんな分析やってるのをたまに見ますが、「なんだかなぁ…」と思ってしまいます。今まで何をやってきたんでしょうかね。株価ばかり追いかけていたんでしょうか。
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