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株価は常に適正価格なのだから、どのような投資手法も、時流に合致しているどうかによって中期的なパフォーマンスの違いはあるにせよ、長期的には一定のパフォーマンスが得られる。 しかし投資手法を変える場合はそうはいかない。 投資手法を変える場合、多くは時流に乗っている投資手法に変えようとする。しかし、その投資手法は既にそれなりの成果が出ている後である。 その投資手法によって得られる旨味は既に搾り取られた後なので、その絞りカスに乗り換えても良い結果は得られない。たとえ短期的には良い結果が得られたとしても、徐々にその後のパフォーマンスは悪化してくる。短期的に良い結果が得られた場合は尚更、その後パフォーマンスが悪くなってもその投資手法を続け、損を拡大することになる。 もし貴方が非常に頻繁に投資手法を変えるつもりがないのであれば、投資結果を変える事で良い結果を得ようとするのは困難である。何故なら、投資手法を変える場合は、時流に乗っている投資手法を選択するべきではなく、時流に乗っていない投資手法を選択するべきだからだ。
時流に乗っていない投資手法を選択している投資家は中期的に低いパフォーマンスになっている。確たる投資哲学を持っていない投資家は、その投資手法を維持する事が難しくなってきている。そんな投資手法を選択すると、きっと、他の投資家から愚劣であると馬鹿にされることだろう。 それでも、その投資手法を選択するべきである。 何故なら、その投資手法は今まさに今後得られる旨味を吸収している最中であり、その旨味を搾り取るのはこれからだからだ。 たとえ暫く損失が拡大しても、他の投資家に見向きもされなくても、時流に乗っていないカビの生えた投資手法を愚鈍に貫く根性がなければ、貴方は投資手法を変えて良い結果を得ることが難しいだろう。もし貴方にその根性があれば、自分が今まで続けてきた投資手法を変えて、時流に乗っていない投資手法に変えることをお勧めする。ただ、投資手法を変えない方がずっとラクではある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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