テーマ:鉄道(22166)
カテゴリ:南 通のRAILWAY TOPICS
JR東日本は昨日、再来年平成22年春から交直流電気機関車EF510を15両導入し2年間でEF81を置き換えていく、と発表しました。
EF510は平成13年にEF81を置き換える目的でJR貨物が開発し現在同社の富山機関区に13両配属され日本海縦貫線を中心に運用されており「レッドサンダー」の愛称があります。EF81に比べると最高速度110キロは変わりませんが出力が3割高く、メンテナンスフリーで故障にも強いVVVFインバーター制御の機関車です。 機関車を旅客会社が導入するのは分割民営化以来例がなく、JR東海はすでに機関士の養成を行っていません。JR東日本がEF510を新たに導入する背景には製造から30年たち運用上走行距離が長く老朽化が進んで故障が多くなって輸送障害が相次いだことにあります。今年4月には電気系統のトラブルから常磐線上でEF81が立ち往生し、4時間にわたって上下線が不通になっていました。JR東日本では寝台特急の「カシオペア」や「北斗星」を運転している関係からEF510に置き換えるものと思われます。と、いうことはあと1年ちょっとでヘッドマークのついたEF81の姿も見納めということになるわけです。このところカシオペアや北斗星の写真を撮っていない「撮り鉄」の方。ヘッドマークのついたEF81の勇姿(?)を撮れるのもあと1年ちょっとですよ。急ぎましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.03 12:42:20
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