1358568 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

名作落語大全集

名作落語大全集

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2005.10.15
XML
カテゴリ:落語
笑点1「写真は昔の『笑点』ですね」
「そうじゃ。1965年3月、立川談志が真打になって2年目、「金曜夜席」の司会に抜擢された。演芸と大喜利という、今の形と同じものじゃ。メンバーは円楽・歌丸・小痴楽(前)・こん平で、隔週金曜日に放映。10:30からなのに16%を超える視聴率を記録し、翌年5月から毎週放送、日曜日4:30に移り「笑点」と改題された」
「題名は何かのもじりだそうで」
「そうじゃ。三浦綾子のデビュー作『氷点』の洒落じゃ。サントリーのPR誌に柳原良平がマンガを連載して、この題名を使っていたが、談志が交渉して使用許可をもらっている」
「それで、人気になった」
「最初はそうじゃったが、やがて落ち目になり、1969年には視聴率も低迷、当時流行したブラックユーモアを認めようという談志と、回答者陣が対立、結局レギュラーが降板して4月から総入れ替えとなったが、視聴率は1桁で立て直しが出来ずに、11月には談志が降板することとなった」
「それでも番組は残そうとしたのですか」
「そうじゃな。演芸番組を無くしてはならないという執念を感じる。司会は前田武彦になり、メンバーも入れ替え、翌年6月再びメンバー入れ替えを行なった。前武の作詞・中村八大の作曲で、現主題曲が完成、前武自身の歌で「笑て~んだ~よ!」と歌われた」
「この頃、座布団運びの山田君がデビューしていますね」
「1970年の8月から始まった『ちびっこ大喜利』じゃな。74年に座布団10枚をためた賞品でレコードデビューし、紅白にまで出てしまう。しかし素行は悪かったなあ……わしは沢山知っているが……」
「そして三波伸介の登場」
「その年の12月からじゃ。座布団運びは翌年7月から松崎真になり、『手を挙げて横断歩道を渡りましょう』と、交通安全で人気になった」
「第2次黄金時代の始まりですね」
「そうじゃ。1973年10月8日、視聴率40.5%を記録した。その後1977年には円楽が落語に精進すると卒業、1980年には小円遊が急死、1982年12月に三波伸介が52歳で急死……」
「それで円楽師匠の復帰」
「いやいや、実はお正月の特番を愛川欽也とこん平で務めている。それで、円楽師匠が2回だけという約束で司会に挑戦した。実は、『金曜夜席』で1第1回の大喜利を司会している。本人の希望で回答者に回り、談志が演芸も大喜利もやるようになったという経緯がある」
「へえ」
「2回きりというので、思い切って三波伸介のやり方を変え、現在の円楽流を作り上げた。それが評判になって、続投となった訳じゃ。1984年の10月からは山田君が座布団運びに就任したのじゃ」
「昨年12月からこん平さんが病気でたい平君になりましたが」
「そうじゃな。全く新しい人というのは21年振りじゃそうじゃ」
「笑点については思い入れが深いんですか」
「そうじゃな。子供の頃から見続けていた。視聴率1桁時代も見続けていたからな……今度は笑点グッズを紹介しよう」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.10.15 06:45:00
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

越智 健

越智 健

Favorite Blog

柳家三三独演会 ざび88さん

2004~2013 佐藤晋さん
大栗のネタ帳 大栗之真さん
山口良一的ココロ あほんだらすけさん
毎日を楽しもう KYMさん

Comments

モルモタマ@ Re:65:油屋猫(あぶらやねこ)(10/21) これは小咄で、桂米朝が小咄ばかりを演じ…
背番号のないエース0829@ 日比谷公園 「日比谷焼き討ち事件」に、上記の内容に…
http://buycialisky.com/@ Re:土日の予定(12/13) cialis soft tv commercialscialis for sa…
http://buycialisky.com/@ Re:わしの持っているCD・レコード(01/25) viagra cialis levitra href pagecialis 2…
http://buycialisky.com/@ Re:芸協らくごまつり:その5(10/28) cialis 20 mg foglio illustrativocialis …

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.