テーマ:落語について(2358)
カテゴリ:落語
「仲入り後の食いつきは神田京子」
「『ジャンヌ・ダルク入城』の一席。これは紅師匠が演っていたものかな。若いから生きがいい」 「鏡味八千代・初音」 「太神楽。もっちゃりした口調が少しこなれたのか、こちらが慣れたのか……まだ芸にも危なっかしさがあって、見ていて面白い」 「三遊亭遊雀」 「あら懐かしいという『わかめしゃぶしゃぶ』をマクラに『宗論』へ。前日夏丸君が演っていたが、これが真打という出来。爆笑につながるのがすごいね。まあ、夏丸君とは系統も違っていて……」 「余計な解説はいらない……三遊亭笑遊」 「顔はともかく、芸に品が出てきた」 「失礼な」 「そうなると、つぶらな瞳が可愛く見えてくるから不思議。女性を演じるのがなかなかいいのじゃ……顔は似合わないのに……」 「本当に失礼だね」 「今日は『締め込み』。夫婦喧嘩をじっくり聞かせるから説得力がある」 「マジックジェミー」 「これもお馴染みのマジック。酔っ払い(?)のオッサンが妙な乗りで、舞台を荒らしておかしかった」 「さあ、トリは三遊亭遊吉」 「この人は同じような口調で行くから……実は眠くなる。よく寝かしてくれるナンバーワンじゃ」 「今日も寝た」 「いや、今日のネタは『小間物屋政談』。箱根の事件から再婚までをテンポ良く行って、お裁きも無駄をはぶいて……これでは寝ている暇もない」 「良かったということですね」 「このところ、満足でしたという席ばかりが続くな。今日も上々の1日でした」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.10 05:30:26
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